お月謝について考えてみました!
先日4年ぶりの台湾旅行から帰ってまいりました。その間、他の科の先生方は、通常レッスンで、お留守番しっかりしてくださり、なんと、レッスンの合間には、ニャンズのご飯のお世話までしてくださいました。みんなありがとうございました!
4年ぶりの外国は、とっても新鮮で、台湾の生活もどんどん進化していて、デパートの若い方たちが、みんな翻訳ソフトを使いこなして、買い物の相手をしてくださったりして、また新しい海外旅行のあり方なんだなと思いました。でも、翻訳ソフトも進化したとはいえ、まだ???な翻訳も多く、やっぱり喋れた方がいいですね。
私達が台湾旅行を始めた10年くらい前は、年輩の方は日本語話せる方が多かったですが、そういう日本語話せる方は引退なさって、次の世代の方たちは、自分でNHKを見て勉強されて習得されるそうです。どの世代が話せるのか、全然見当がつかなくなっていたのが、面白かったです。
カフェの私よりちょっと若いマダムが、英語ペラペラだったり、この若い店員さん若いから英語いけるかな?と思うと全然ダメだったり・・・・。年齢じゃないことは、はっきりしました。見た目で判断しちゃダメですね。
台湾大好きなので、そのうち台湾分室も作りたいです。笑)普段リモートで、年一訪台でレッスンとか楽しそうだな。
◎なぜ安いのか
私どもの教室は、お月謝は地域相場からするとズバリ安いです。ただし、お掃除も自分たちでやってますし、待合スペースのきれいなところがあるわけでもないですし、予約システムもカードと紐づけされてないですし、レセプションがあるわけでもないですし、不便なところはたくさんあります。
大手さんが、そういう便利項目がたくさんあるので、それに対する便利代が含まれて、若干高いんだろうと思います。人が仕事をするという全てのことに、賃金が発生するのが健全な社会だと思いますし。
個人の家に行くのは、通いづらいなと思うのでしたら、大手さんがオススメです。きっと施設も洗練されてると思います。うちは、2つ教室がありますが、一つは私の生活スペースでもある、リビングです。いわゆるラグジャリーな空間って感じではありません。ですので、エステに行くようなラグジャリーを体験しようと思っていらっしゃると、がっかりします。すみません。
ただし、ピアノはベヒシュタインのアプライトを使っています。ここはかなりラグジャリーです。笑)
そして私の楽器も弓も、釜野講師の楽器も弓も、かなりラグジャリーです。子どもにレッスンするから、あぶないからと安い楽器を使ったりしていません。最初から本物を聴いてほしいと思っています。ただし、付添のお母さんたちが、かなりハラハラして注意してくださっています。私も、自分の楽器を持ったときは、突進してこられても、すぐに避けられるように、身構えています。笑)
◎値上げは?
20代で教室を始めた頃からすると、年間回数は少なく設定していきましたが、値段はそのまま据え置きでした。昨年30年教えていて初めて、月謝制の値上げをしました。回数制は2回目。
どうなんだろうな?うちに「安いから」という理由でいらしてる方は、残念ながらおやめになるだろうなと思っていましたが、お一人だけ、ご家庭の都合で時間を短くなさる方がいらっしゃいましたが、全員そのまま継続されました。
よく商品の値段の設定は大事で、自分がその値段だという覚悟が自分を発展させるので、値段の決め方は大事だと読んだり聞いたりします。確かにそうだと思いますし、多分正解なんだろうと思うのですが、今のところ、他より安いと分かっていますが、これ以上の値上げは考えていません。(ただし、業界全体の値段の標準を下げて、若い人たちの邪魔をしないようにとは思っています)
値上げは必要ないなと思う理由は、色々あるのですが、
1)保護者の方は全員私のレッスンを見学してくださっているので、値段安い=そういう価値しかないレッスン とは思っていらっしゃらないからです。
なので、音楽の習い事は特に大事だとも思ってないので、安いところでいい。半分子守してもらえてればいいという考え方の保護者がいらっしゃらないので、教室の価値を上げるためだけに、値上げをする必要が、今のところない。というのが主な理由です。
いつも、見てくださっているし、大人の生徒さんはご自分たちが受けて満足していうらっしゃるので、値上げをお伝えしたときに「先生今までが安すぎですよ!もっと上げないとダメですよ!」と言っていただけました。
2)自分が若いときに、お金に苦労したので、きっと毎月定期的に出ていくお金が高いと大変だろうなとつい思ってしまうことです。皆さん高給なので、私がそんな心配することは全く必要ないんですが・・・。そして、やはり、人様からお金を頂戴する厳しさもわかっているつもりです。
まあ、苦労したと言っても、音大の月謝は親に出してもらっているわけで、奨学金を42歳まで返済したのと、楽器のローンを必死に支払ったのと、生活費は誰にも頼らなかったくらいな感じですが・・・。某有名ピアニストさんは、月謝も自分で稼いだっておっしゃってて、それはすごいなと思いました。
最近は、地方から出てきている大学生が、本当に食べるに困っていて、コロナのときなんて、慈善団体が配ってくれるお弁当で生き延びたとか、そんな記事を読むと、つい子ども食堂なんかに、寄付をしてしまいます。私のときは、時代がよくて、バブル期だったので、アルバイトは豊富にありましたので、恵まれていましたよね。
3)リモートと併用している方も、多数いらっしゃいます。
今一番遠い生徒さんは、シンガポール!ほぼずっとリモートで、時々帰国なさるときに対面。その他、東北方面、近畿方面、同じ関東でも東京以外も多数。その場合、どうしても毎週対面という感じにはならないので、それを考えると、リモートと対面が同じ値段なので、これ以上値上げの必要はないかなと思っています。
皆さんリモートでも長く続けてくださっているので、満足してくださっているのだと思っています。地方の方もぜひお問い合わせください。過去には、地方から小さい頃からずっと通ってくれて、本格的に将来を考え始めた生徒さんもいらっしゃいました。
◎地域の相場より安いから選びましたか?
グーグルで検索して上位に上がってこなければ、この時代、世の中に存在しないのと同じだそうです。笑)うちも、なかなか上位には上がってこないんですよね。それでも、どうやって検索してくださったのか、問い合わせをいただきます。なんと、お子さんが◯歳になったら、絶対に問い合わせしようと、何年も読者だったというお母様もいらっしゃいました!
うちはSEOはお金をかけてないので、上位に来ないのですが、MEO(Googleマップ)は上位に上がってくるみたいです。これも、生徒の皆様が、星をたくさんつけていただいているおかげです。ありがとうございます。
話が長くなったのですが、要するに、安いのはレッスンの質がイマイチだからなわけでも、生徒をほったらかしにしているからなわけでもありません。なので、安いからという理由で選ばないでいただきたいのです。
できれば、ブログを何本か読んでいただき、基礎基本を大事にしながら、読譜とアンサンブルの力を育んでいる教室だということ。
発表会や行事はどんなことをしているかとか、普段レッスンでの付き添いと練習の付き添いは保護者の方は頑張らないといけない、面倒くさい教室なんだということもご理解いただいて、お問い合わせいただければ幸いです。
夏には、室内楽中心の発表会を企画中です。人生初の、弦楽オーケストラと、独奏と、古楽アンサンブルの発表まで、全部まとめてやってしまおうという大企画です。何歳になっても、初めてがあるんだなとちょっとわくわくしています。
発表会が無事に済んだら、また台湾行くぞ!と自分にご褒美をぶら下げながら、莫大な準備がんばります。
今度は教室の旅行部、写真部の活動で台湾行けたら面白いかも。教室には、旅行部、写真部、ワイン部、陸上部、自転車部などがありますが、ほぼ活動していません。笑)
お問い合わせは、公式ラインに登録いただくと、チャットがお使いいただけます。レッスンの合間にお返事します。
正式に体験レッスンのお申し込みは、メールでどうぞ。できれば、音楽経験、楽器の有無、どなたが習うのか、お子さんだったら年齢学年など、今習っているけど、どんなことに悩んでいるかなど情報をいただけましたら、体験レッスンが、より有意義なものになります。
yurikaviolin@kvj.biglobe.ne.jp こちらです。
今適当な時間が空いていなくても、ご希望があれば、キャンセル待ちも受け付けていますので、お問い合わせください。
釜野クラス日曜日と月曜日クラス夕方以降開講しています。
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体験レッスン受付中。お問い合わせお待ちしています。
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