合奏しながら上手くなる教室〜お子様の習い事として〜
東京の冬の空は、明るくてきれいですね!
◯お問い合わせはじまりました〜おこさまの習い事として〜
年間通じて、ずっとお問い合わせはいただくのですが、この年末と年度末〜新年度とゴールデンウイークは、本当に多くのお問い合わせをいただく時期です。今月もたくさんの方にお問い合わせいただき、ありがとうございました。ヴァイオリン科2件、ピアノ科2件、チェロも1件いただきました。
まずは、どんな教室なのかを知っていただくためにも、真面目にブログを書かないといけません!
都心はとくにたくさんのお教室があるので、ぜひとも、ご自分が理想通りの教室を探し当ててください。
今はシッターさんが子守をしながら勉強やピアノも教えてくれるというところもあるそうで、ベビーシッターが目的だったり、下校後一人で過ごさせるのが不安という方には、そういうところもあるそうなので、検索なさってみてください。
弊教室は、残念ながらそういう目的で使われる教室ではなく、(シッターさんに連れてきてもらう生徒さんはいらっしゃいますが・・)、どの子も、その子のペースなりでいいので、将来ずっと役に立つ読譜力やアンサンブルの力を養っていきながら、ヴァイオリンの技術向上と音楽の教養を深めてもらいたいという気持ちでやっております。そして、大人になっても音楽に勇気や元気をもらえる生徒に育ったならば、「大成功」です。「成功」って色んな形がありますよね。音楽を好きになってもらいたいので、習わせに来ましたという親御さん、とても多いのですが、きっと具体的には、こういうことをおっしゃているのでは?と思っています。
もっともっとかみくだいて具体的に言うと、大人になったり、中高生になったりした頃に、「アンサンブルやろうよ〜」「いいよ〜。」「この楽譜なんだけど、珍しい曲だから音源ないと思うけど、来週合わせるから練習しておいて〜。」「おっけー。」みたいな楽しい遊びができる子に育てることを目標にしています。笑)
◯結果を出すのがプロの仕事
大事なお子さんをお預かりする前に、結果が出せるかどうかで、こちらもお断りするかお受けするか決めさせていただくこともあります。
誰でもどうぞ!という気持ちもあるのですが、家では練習できません。楽器もありません。なんならサイズ大きめでも無理して弾かせます。家での練習は見れません、レッスンも見学できません、録画する気もありませんし、先生なんとかしてください。では、結果は出せませんので、お断りしています。
このあたりは、パワーカップルが多くいらっしゃるので、お母様お父様がどれくらいお忙しいのかは、重々わかっております。
それでも、できる限りでいいので、一緒にレッスンに関わっていただきたいと思っております。なぜなら、付き添いのお父様お母様がレッスン内容をよく理解されて、その子の才能がぐんと伸びるというのは、よくあることなので。
どんなに不器用な子でも、今までの豊富な経験で、ある程度まで弾けるようにする自信がありますし、その幅広い経験値を活かして、不器用な子も才能のある子も両方を上手にしていけているのだと思っています。(上手な子しかとりませんとか、練習が足りてる子しかとりませんという先生もいらっしゃるとは思うのですが)でも、それはやはりご家庭での練習ありきです。
◯どんな導入か?
他の教室とは、少し違っているのですが、いわゆるよくある教材「鈴木慎一ヴァイオリン指導曲集」「新しいヴァイオリン教本」「篠崎ヴァイオリン教本」を導入では使っていません。なので、途中から転居などで転校していらっしゃる方には、どういうふうにやっていこうか、色々悩むのですが、結局お互いの言葉のやりとりや、意思疎通のためにも、さらっとでもいいので「バイオリンランド」を使っていくことが多いです。
バイオリンランド1巻でさえ、まだ難しいという年齢の生徒さんには、とにかく「アンサンブル」ということに重きをいて、オリジナルの教材を使ったり、知ってる童謡に合わせてピチカートしてもらうなどの導入をしています。3歳さんには、読譜は難しすぎる場面もありますが、それでも「楽譜」というものがあって、今このあたりを弾いてるんだというところは、理解させながらやらせています。
バイオリンランドは、ある程度のところまでいかないと、「キラキラ星」とか「さくらさくら」のような、知られている曲は出てきません。すべてオリジナル曲で、一曲一曲譜読みをして、レッスン内で先生と、お家ではお母様かお父様と、リズム読み、音符読みなど段階を踏んで練習していきます。よくお母様たちがこの譜読みのことを「産みの苦しみ」なんておっしゃるのですが、弾けるようになるまで、とても時間がかかる作業を通過しています。
なので、未就学児で一週間に4小節とか多くて8小節。そんな宿題だったりします。すごくヴァイオリンが得意な子で、16小節くらい。
別に生徒たちを甘やかしているわけではありません。しっかり読譜をしてもらうには、この量というのが、うちの教室の生徒達の平均値です。それ以外に、音当てやリズムや視唱の宿題をもらって帰ります。
◯10年後には?
3年に一回、弦楽オーケストラの発表会を開催しています。毎年できればいいのですが、合奏以外に、ソロの曲も勉強してほしいですし、室内楽も経験してほしいということもあり、このペースです。ちょうど今、今季弦楽オケの練習を始めようとしているところです。
初級と上級の楽譜を載せてみますね。
はじめての合奏はこんな感じで、オープン弦だけ。
著作権があるので、ちょとぼやかしてあります。中高生になると、こんなくらいは弾けるようになります。
楽譜じゃなく、こちらは動画を。この団体はプロの演奏なので、こんなに上手にはいかないかもしれませんが、この曲を弾けるところまでは、上達します。
合奏すると、フォームが崩れるから、オケなんか乗らないでという先生もいらっしゃるとか。もちろん、そういうこともあるかと思いますが、それはオケ次第というか。
難曲をなんとしても弾かせるために無理させて・・ということでは、うまくならないかと思いますが、譜読みの面倒もみながら、フォームが崩れたらチェックしてということを指導者側が気をつければ、むしろテキストをただ順番に進めるだけより、ずっと早く上手になりますし、何より楽しいです。
今、空いている時間がかなり少なくなってきたのですが、もっともっとたくさんの生徒さんを、合奏大好き、バイオリン大好き、チェロ大好き、ビオラ大好きにしてあげたい気持ちでおります。最初第一希望のところに入れなくても、在籍していると良い時間が空いたときに、ご移動できます。お問い合わせお待ちしています。
2025年度は、合奏に興味のある新規の生徒さん、大募集したいと思います。お問い合わせもお待ちしています。
釜野クラス日曜日と月曜日クラス夕方以降開講しています。
体験レッスン受付中。お問い合わせお待ちしています。
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