音程取れた!【大人の生徒さん上達記録】

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警備員ピート君です。テレビっ子でテレビ番組は何にでも興味があります。特に岩合さんの世界ネコ歩きは大ファンです。昨夜は、京都の美しい風景とネコに大興奮。ついにテレビのうしろまでネコの確認に行ってました。きれいですね。京都。ピート君おばかわいいね。←親ばかです。

先日の「ヴィヴラートできた」に続いて、今日は「音程取れた」です。長い間レッスンに通ってくださっている生徒さんが何人かいらっしゃるのですが、そのお一人の大人の生徒さんが、先日のレッスンで、今までの中で一番ピタッとハマった感じがする瞬間があったので、今日は音程について書いてみます。

弦楽器は音程を取るのが難しい?

音程って、弦楽器は正しく取れるまで時間がかかりますし、教えるのがとても難しいですよね。下手をするとそれだけのレッスンになりがちなので、時間をどう配分するかすごく悩ましいところです。音程だけが合ってる演奏でいいのかとも思いますし、表現が素晴らしくても、はずれてばかりでは、その楽曲の美しさを損ねます。

うちの教室では、テープは貼らずに、その人の中に美しい音程の感覚をもってもらい、プラスその音程を実現するための左手のフォームを一緒に考えていきます。

当件の生徒さん、長年レッスンの時間10分か15分ほどを使って、ソルフェージュもやっています。コードききとり、聴音、リズム、視唱。左手フォームもあれこれと、こうがいいかああがいいか、ご自分でも興味をもって研究してらして、私の言ったことをただなにも考えずにやってみるというだけじゃないところが、素晴らしいところだと思います。興味をもって好奇心いっぱいで学ぶことが、上達にはきっと大事なんですね。

指の形をすべて考える

最近のテーマは、指の型をすべて考える。5度フィンガーを考える。です。その指をそこに置くのは、必ず根拠を持って置くようにということを徹底してエチュードをやっています。

弦をまたぐところなどは、なかなかイメージするのが難しいのですが、そこも妥協せずすべてに上記のことをあてはめていったら、見事にピタリとハマりました。音程の勉強は地味な作業ですが、こうやって地道にやっていけば花開くんですよね。

時間がかかっても、じっくりやる

楽器の上達って、学校の勉強とも違う、仕事の段取りとも違うし、インプットすればすぐにアウトプットできるものでもないし。音大に行くには、18歳までにこれができないとというタイムリミットがありますが、趣味でやってる人にはタイムリミットがない分、じっくり勉強できます。時間がかかってもじっくり教えていきたいなと思います。

音楽っていいですよね。音楽に憧れて始めても、みんなあっという間にはできないものですが、あっという間にできないことと出会った人の人生って素敵だなと思います。道を極めてるって感じがします。少なくとも、私は未だに音楽に片思い中ですが、すごく毎日幸せです。

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