第13回 カヤレイ氏によるマスタークラスに行ってきました
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皆様連休楽しんでいらっしゃいますか?私は毎日すっっっごく楽しいです!土曜日までお仕事で、日曜日に秩父までお手伝いするアマオケの合宿に日帰りで参加。月曜日は毎年恒例のカヤレイ先生のマスタークラスの聴講に行ってきました。生徒の間にも浸透してきて、今回は4名の生徒さんが聴講にいらしていました。もしかしたら他の日にいらしてる方もあったかもしれませんが、最終日は4名。みなさんすごく感動していらして、お誘いして良かったです。
チラシには、どんな方がご出演なさるのかお名前まではでていないのですが、行ってみたらなんと、ずっとスイスでのカヤレイスクールに留学のご様子をブログに書いていらしたブロガーさんが生徒さんとして演奏なさっていて、ものすごく嬉しかったです。一度聴いてみたかったのでとても嬉しかったのと同時に、素晴らしい演奏でとても感激しました。外国で勉強するってこういうことなんですね。もし私に子どもがいて、その子がすごく音楽が好きで、バイオリン頑張りたいって言って、親の私よりずっと才能があったりしたら、是非カヤレイ先生のところに小さい頃からスイスまで年に一回通わせたいっていう夢があったのですが、残念ながらそんな夢の様な子は授からず(笑)子どもに夢託してないで、自分が頑張ればいいのですが、恐れ多くて毎年聴講させていただくのが精一杯です。その幻の子どもがバロックバイオリンやりたいって言ったら、ドイツのケルンに連れて行くって決めているんですが、まあ以下同文です。
閑話休題。今回は下手後方で聴講させていただきました。後方ってものすごく音の変わり具合がわかっていいですね。先生が「こういう音で」と言って音をどんどん磨いていかれるのですが、そうすると後方にいると、どんどん音が届き始めるんですね。3月に丁度うちの生徒の発表会をしたホールと全く同じホールで、生徒たちの音の聞こえ方とかを、もう一回思い出して、色々反省しました。一番最後に登場した件のスイスからお戻りの生徒さんの音は、最初わあなんて繊細な音なんだろう。って聴いていると、どんどん音楽が緊張していくと、どんどん音色が変わっていって、私の心のなかも一緒にドキドキし始めて、ああ、心をかき乱されてるんだって。後ろにいてもものすごい迫力で心に届いてきます。先生も大絶賛されていましたが、こういう音がいい音なんだなあって再確認しました。もし、東京でリサイタルされることがあったら、是非にもう一回聴いてみたいです。
翌日の今日、先生の音を思い出しながらいろいろ試行錯誤してみました。まあ、そんな一日くらい頑張ったところでダメなんですが、脱力する自分の身体のポイントは少し分かりました。肩当ての高さも変えたり、外したり色々やってみました。今回一番そう買って思ったのは、楽器と自分は接点はあるけど、がっちりバイオリンを固定して持ってるわけじゃないというところでした。だから親指のスタイルがああいう風になるし、肩が上がったり前に出たりしないんだなあって、一人で納得しました。じゃあ、どうするんだってのは、またこれからですが、また自分のフォームを改良してみようと思います。
レッスンが終わったのが9時30分ころ。その後生徒さんと一緒に近所の居酒屋で軽く1時間位ねと言っていたら、12時ころまでいました。大塚行きの終電を逃してタクシー帰り。私が一時間で済むわけないか。生徒さんとも、気がついたことを色々話せて面白かったです。
今年は月曜日に少し時間を空けたので、週に一日でも、じっくりバイオリンと向き合う時間を作りたいと思っています。あたりまえだけど、練習しないと上手くなんかならないんですよね。でも、闇雲に練習してもダメなんです。これも真実。このバランス感覚をうまく持ってる人が上手になるんだろうなと思います。自分が上手にならなくなってきたなと思った時は、練習量はどうなのか、練習の質はどうなのか、問いなおしてみたいと思います。飲みながら生徒にも言ったんですが、こういう演奏をしたいというものが具体的にあって、なおかつ自分の音が冷静に聞こえていて、それをジャッジしながら練習できたら最高じゃないでしょうか。みんながんばりましょう。
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