古楽合奏団フィールシュパースの活動について

2023年12月8日 / 最終更新日 : 2023年12月8日辻有里香

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◯フィールシュパースの活動全般について

最初はチェンバロをお借りしたので、そのときに、合奏できたら楽しいだろうなと思ったのが始まりです。その時の妄想の様子はこちら。

そして2018年に、ついに創設しました。今、５年目です。

コロナの間も、ほそぼそと活動していましたが、最近は、もう大っぴらに練習しています。

今年は、テレマン作曲「ドン・キホーテ組曲」とシュメルツァーの「皇帝フェルディナント３世の逝去に寄せるラメント」を練習しました。

どちらもとてもいい曲で、一年とても楽しみました。

毎年曲は、アドバイザー阿部千春先生にご提案いただいた曲から、団員で投票で選びます。

特に何曜日に練習するとかきまりごとはなく、日曜日の午後とか、月曜日の夜に練習することが多いです。場所は、教室の２階を合奏できるように二重サッシにして、ソファーを捨てて、ダイニングテーブルを捨てて折りたたみのテーブルにしました。ペースは月イチです。

定期的な練習の他には、阿部千春先生が来日されるときに、なんと直接ご指導をいただくことができます！

改ためて、楽器の持ち方で悩んだり、ボウイングでの悩みがあれば、個人レッスンの申し込みもできます。私が、古楽器専門ではなく専門的なことを教えられない分、団員さんには最高の指導が受けられるように、プロデュースをしていいます。

◯忘年会も開催しました

メンバーは、古楽が好きというのはもちろんですが、知的好奇心にあふれ、合奏が好きなメンバーです。合奏が好きということは、やはり人間関係をつむぐのも上手で、とても居心地のいいメンバーです。

夏と冬には、練習の打ち上げを兼ねて、お食事会もあります。女性が多いので、飲み会というより、食事会です。美味しいお店を選りすぐり、あまり高すぎないところでやっています。

先日は、今年春にできたばかりの、巣鴨シェ・エフにお世話になりました。８人の食事会なのに、ほぼ貸し切りなくらい、スペースをとっていただいて、美味しいフレンチをいただきました。

◯フィールシュパース　団員募集中！

練習では、先日先生に直接ご指導いただいた動画を振り返ったり、思い出しながら練習しました。また、わからないことが出てきたので、メールで先生に質問をします！

こんな感じで、月イチペースのゆるゆるでやっているのですが、ただいま絶賛新規団員さん募集中です。ちょっとこれを書きながら思ったのですが、やはり発表する場がないと、団員さんが集まらないかも。と思ったり。

じゃあ、（じゃあってなんですかね　笑）来年の年末か再来年の春には、フィールシュパースのちょっとしたおさらい会をやってみてはどうでしょう？

来年夏の北とぴあでの室内楽発表会では、みんなで一曲ご披露する予定ですが、これを皮切りに、小さい編成から、みんなで合奏する曲まで、いろんな編成の発表をするというのはどうでしょうか？！そういう野望もありますので、ぜひ教室生徒さんで、新しいお仲間をお待ちしています。

◯楽器と弓はあります

楽器は、まず自分の使ってない楽器があれば、それに裸のガット弦を張っていただき、（張れないときは、お店をご紹介します。）バロックボウは、辻が使ってないものをレンタルできます。実は、弓もそんなに高くなくてあるので、ご相談ください。

私も最初は、スズキバイオリンに、裸のガット弦を張っていただいて始めました。弓も手頃な値段からあるので、まずは、そんな形で始めてもいいのではと思います。

モダン楽器も極めてないのに、あれこれ手を出して大丈夫かな？と思う方も多いかと思いますが、同じ弦楽器ですし、お互い相乗効果でモダンバイオリンも上手になります。

私の場合は、適正に弦をこする感覚とか、きちんと発音する方法とかを、バロックバイオリンで勉強でき、モダンの方も、「なるほど」と思うことがあり、ヒントになって、うまくなっている感じがあります。生徒さん方も、バロックバイオリンをやったせいで、混乱してモダンが下手になったという人は一人もいなくて、むしろ、楽器の鳴らし方が上手になった方が多いです。

団員さんが忘年会で言っていましたが、「モダンが上手になったら始めようなんて思ってたら、来世になってしまう。」だそうです。一緒にやって、一緒に上手になればいい話なんですよね。笑）

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