おとなの習い事〜ピアノ編〜

伴奏合わせ

 

今年度より ユリカバイオリンスクールというお教室名を変更することにしました。看板、ホームページなどおいおい変更していくのですが、税務署には「ユリカミュージックスクール」という名前で登録していきます。

写真は私が思わず一目惚れ?一聴惚れ?して買った「Bechstein」というヨーロッパピアノです。それまでは、右側にちょこっと写っているのはディアパソンという国産ピアノでした。こちらもすごく好きな音でしたが、スペースにも限りがあるので、昨年だったか手放しました。都内では、グランドピアノを置くにはスペースがというお家が多いかと思いますが、このアプライトだと、タッチや音色の勉強をするのに本当によく答えてくれます。いい楽器、いい音色が音楽が好きな気持を育てると思っているので、その場でサクッとローンを組んで契約してきました!!(笑)ブログで確認したら2014年のことですね。だんだんこのレベルが普通になってきたので、感動が薄れてますが、未だに鉛筆をピアノの譜面台においたこともなく、譜面台とピアノがぶつからないように遠ざけたり、大事に使っています(笑)。調律も落ち着いてきて、すごくいい感じになってきましたよ。

おとなの習い事も、ここ10年くらいでかなり市民権を得てきたのではと思います。嫁入り前のお嬢さんが、お茶やお花料理を習って、お作法を勉強するという時代から、自己実現のために何かに打ち込むという「素敵なオトナ」が増えてきました。たぶん、お茶やお花を習ってる人たちも、一つの道として、勉強しているのではないでしょうか。

うちのお教室は、23区内にあるということもあり、子どもより大人の生徒さんが若干多い感じです。子どもは、趣味でピアノやバイオリンを習う大人たちを見て育ちます。合奏ももちろん一緒にします。ユースオケのように、年齢制限を設けてやることもありません。大人は、練習時間も取れないし、なかなか子どもの様に一足飛びに行かないこともありますが、それを見て笑ったりばかにするような子もいません。みんな一緒に音楽を志す仲間として活動しています。大人も、自分より弾ける子どもがいても、それで落ち込んだり、子どもなんかやりたくないという人もいません。むしろ、一緒に子どもの成長を喜んでくれるという、本当に良い方ばかりです。

さて、先程自己実現のための習い事という風に表現しましたが、どんなレッスンをしているのでしょうか。ピアノ講師の豊永講師に具体的な教材とレッスンの内容を書いていただきました。

【使用教材】
~テクニックを磨くために~
プレ・ピアノランド(小さなこども向け)
ピアノランド・テクニック(小学校高学年~おとな向け)
ピアノランドシリーズ

ギロック(イギリス)
ブルクミュラー(フランス)
バルトーク(ハンガリー)

~美しい音楽を~
ソナチネ、ソナタ集
バッハ、ベートーヴェン、ショパン、シューベルト、各出版社の名曲集等
連弾
ポピュラーミュージック

~美しい音楽を知るための耳づくりのために~
耳を開く聴きとり術(樹原涼子)

【レッスン内容】
レッスン室到着後、いきなりピアノを弾き始めません。
まずは鉛筆をつかわない聴音・聴きとり術で心を耳をリラックスさせてからピアノに向かいます。
十分に開いた耳から入ってくる自分の音に、教師より先に生徒自らが「あっ!今のなし!」「ここはこう弾きたいの」とハードルを上げるのが日常風景です。
テクニックを磨く目的は何でしょうか?
今日習った技術をすぐに音楽の中で使うため。
いつか使うために、ではないのです。
テクニックと音楽表現は同時に発現させるさせるべきものです。
短い曲にも深い感動を見つけ、平易だと考えていた曲に託された作曲家の想いに気づく驚き。
ゆっくり、深く、ピアノと歩みませんか?

先日の修学旅行でも、演奏会ではバルトークのピアノコンチェルトを聴いてきました。残念ながらピアノ科の生徒さんはだれも参加なさらなかったのですが、バイオリン以外でピアノもお弾きになる生徒さんも大勢いるので、とても感動していました。私もあんなキラキラしたピアノの音は初めて聴きました。お教室行事にも、弦楽合奏以外でしたら参加できます。今ピアノ科の大人の生徒さんは、室内楽でピアノトリオを勉強中です。

 

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土曜日回数制のおもに大人の生徒さんを募集します。土曜日レッスン可能です。毎月スケジュールをアップするので、どうぞご確認ください。

お子さんの場合は毎週レッスンができればあったほうがいいと思いますので、平日夜か、土曜日7時以降をオススメしています。年間42回のレッスン受講が可能です。(平日は43回)お問い合わせお待ちしています。yurikaviolin☆kvj.biglobe.ne.jp ☆は@に変えてください。

 

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