合奏公式練習始まります

2019年発表会

今年の発表会は、弦楽合奏だけの発表会で、公式練習が全部で7回ほど。遠くに住む生徒さんも何名か出演してくださるので、最低一回は必ず練習に出るというのが条件となっていて、できれば全部の回に出てみんなで勉強し、その成果を8月10日に杉並公会堂大ホールで発表します。これからヴァイオリン始めたいな。どんな教室かな観に行こうって検討中の皆様、ご興味あれば是非おいでくださいね。

どんなメンバーが出演する?

下はこの春から小学校に入学する小さい生徒さんから、上は果てしなく(笑)先輩の生徒さんまで!今回は、生徒さんのご家族も一緒に出演します。そんな小さい生徒さんや初心者の生徒さんは、どうやって合奏に参加するの?英才教育?スパルタ?弾いたフリ?笑)いえいえ。あ、時々弾いたふりもありますが、一人ずつ全員自分のパートが弾けるようになるまでレッスンしていますし、やさしい曲のやさしいパートから少しずつ挑戦させて、最初は一曲からスタートして回数を重ねるごとに曲が増えていき、中学年、高学年になると全曲乗りを達成する子もいます。今回がはじめの一歩のみなさんも、是非少しずつがんばりましょう。

ジュニアオケでも地域のアマチュアオケとも違う、音楽教室がやっている合奏団です。特に学校の看板をしょってとか、どこかから補助金が出てとかまったくなく、ただ合奏の勉強がしたい、楽しそう、ということで教室生徒有志が集まってやっている合奏団です。練習風景は、多分初めてみた方にはすごく不思議な感じがすると思います。子どもと大人が隣同士の席で座って普通に練習してるので。

子ども同志も全然同じ学校のお友達でもなく、大人は親戚のおじさんおばさんでもないのに、親戚のおじさんおばさんより仲良かったりして・・・。笑)ただただ、美しい音楽を求めて一緒に音楽をするだけです。

 

合奏練習までどんな準備をするの?

今の時期はとにかく、同じテンポで自分のパートが弾けるように練習させています。その後、他のパートとハモったりできるかレッスンでも私が他のパートを弾いて練習します。合奏のレッスンのときに、指揮者の先生に言われたことが、実際にできているかまたレッスン時にチェックしていき、それができた頃に次の合奏練習がくる。ということを半年繰り返します。

そう言えば、前回の弦楽オケの発表会後の秋ころに、私肩を壊したんでした。今回は気をつけないと。レッスンのたびに、生徒たちとずっと合奏してるので・・・。毎日ストレッチを忘れずにがんばります。

まずは、上級クラス中級クラスの曲からたくさん練習していきます。当たり前ですが、上級クラスの人のほうが譜読みが早いので。

入門クラスのお母様たちは、「うちの子大丈夫でしょうか?お邪魔じゃないでしょうか?」と心配なさっていますが、みんなそうやって大きくなっていったので大丈夫ですよ!最初のうちは、いっぱい他の人に助けてもらい、大きくなって上手になったら今度はみんなのことを助けてあげてください。もちろん、講師二人で張り付いて助けます!

なぜ合奏をやるのか?

私が始めた頃はインターネットもそれほど普及してなかったので、他のお教室の様子もよくわかりませんでしたが、検索すると、最近は大手さんでも合奏に特化した特別講座のようなものをなさっていますし、個人のお教室でも合奏の練習はなさっているようです。ヴァイオリン教室には合奏はあって当たり前のような感じになりつつあります。発表会までなくとも、グループレッスンや、先生と二重奏など合奏のレッスンは普通に行われています。

うちは割と半年間これに費やするので、こんな合奏ばっかりに時間をかけて大丈夫なのか?と心配される方もいらっしゃるかと思います。私が合奏勉強させている理由はいくつかあります。

1 締切の力

締切があると思うと、思わぬ力が出せますよね。何日に練習があるから、それまでに譜読みを終わらせないと!もしくは、計画的に練習していかないと。というのは、大人も子どももそれによって頑張る力が湧いてきます。譜読みが終わってないと、みんなとあの楽しいハーモニーが作れないんですよ!ご褒美はもちろんのこと、合奏の楽しさです。

2 ハーモニーの勉強は一人じゃできない

ピアノは一人で全部のコードをあっという間に鳴らせる楽器ですが、ヴァイオリンやヴィオラは誰かと力を合わせないと、完結できません。もちろんバッハの無伴奏など難曲を弾きこなせるなら話は別ですが、一緒に合わせながらコードを演奏する実践をしていきます。どの音程だったら合うかな?どのくらいのボリューム演奏しようかな?全体を聴く力を養っていけたらと思います。

3 楽器演奏の技術も向上します

よく合奏すると下手になるって聞きますよね。無理して実力以上の曲をずっと弾き続けると音が荒れたり、奏法が身につかなかったり。反対される先生もいらっしゃると思います。そこはすごく気をつけて、フォローしながら個人レッスンしています。

こういう音楽が欲しいんだけどと指揮者に要求されたら、一所懸命練習しますよね。ここはため息みたいに伴奏してくださいなんて言われたら、どうやったらそうなるんだろう!って研究が始まります。弓のタッチかな?スピード?弾く場所?あの上手な人は、あのへんでああやって弾いてる、そうか、ああやればできるんだって、仲間同士観て学ぶこともたくさんあると思います。

4 他のパートを聴く力

「他のパートを聴いて」ってこの半年、耳にタコができるくらい言われると思います。聴くって本当に奥が深いです。そして、前回より今回が、今回より次回が、合奏の練習に参加すればするほど、聴こえてくる中身や量が増えてくると思います。それが一緒に半年間練習した成果。これも絶対に一人じゃできない勉強ですよね。音楽でお友達と会話できるようになったら楽しいと思いませんか?

まとめ

これから半年間だけの合奏団ですが、毎回楽しくやっていけたらと思います。よく指揮者の先生がおっしゃってくださっていますが、一期一会の出会いの合奏団です。おとなりに座ったら是非運命を感じて、自己紹介して話しかけてみてください!私は心して半年間走り抜けたいと思います。

 

 

 

 

 

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