ベヒシュタインの試弾に行ってきました。
最近自転車に乗ってないなあと思い、今日は折りたたみ自転車で文京区の江戸川橋まで行ってきました。30分位でつきました。うちは豊島区なんですが、おとなりのうちから文京区という微妙な場所にあります。最近はどちらかと言えば文京区からのお問い合わせが多いかな。文京区はバイオリンを習う人も教える先生も多いみたいです。
さて、江戸川橋まで何をしに行ったかといえば、そうです。前回の発表会が終わってから弾かせてもらった「Bechstein」が忘れられず、会いに行ってまいりました。
この子です。
まだ、うちの子になるかわからないので、布をしいていただいて楽譜を乗せてお試しです。「暗譜しなさいよ」っていうツッコミはなしでお願いします。うちで練習してるように練習してみたかったんです。第一印象は、「わあ、今のなしね!」と自分に言いたくなるような感じです。どういうことかというと、なんにも考えないで弾くと、ピアノが私に駄目だしするんです。(笑)今毎月、ピアノランド主催の講座にスタジオまで通っているのですが、そこでも素晴らしいピアノを弾かせていただけるのですが、ちょっと弾いて「あああ、こんなはずじゃないのよ〜。」と毎回思っていたのですが、それに近い感じでした。ピアノって本当にこんなにきれいな音がするんだなあと、ため息が出ました。バイオリンって、本当に繊細で体がこわばったりしてると、全部音に出るんですが、ピアノって少々震えてたって音が変わらないからいいなあって思ってましたが、そうじゃないんですね!楽器によるんですね!すごく勉強になりました。30分後には、もう自分の中でほしい気持ちが止められなくて、買うことになっていました。(笑)いいんです。どうせ今生は暇つぶしなんです。宝くじ当たるまで待ってたら、一生が終わるかもしれません。(買ってないけど)自分が好きな音に囲まれて生きていきたいんです。
これで伴奏をつけたら、バイオリンの生徒だってきっと上手になるにちがいありません。ピアノ科の生徒にいたっては、きっと音作りを頑張るにちがいないです。きっとピアノがこうやって弾くといいよって教えてくれると思います。何よりの先生ですよね。というとで、なぜか手付金を持っていて入れてきました。なんで持ってるんでしょうねえ。お試しに行っただけなのに。
さて、今持っているディアパソンをどうするか。二階のリビングにあげようと思っていたのですが、何故かこの日偶然いらしたピアノ配送の方が、すぐに家まで行ってくださって、状況を見てくださいました。まずクレーン車が駐車不可能ということと、窓が小さくて入りませんということで、吊しを断念いたしました。もちろん階段なんて通りません。なので、一階に仲良く2台並べることに。2階には、そのうち夫がスピネットを買ってくれるそうです。
そうそう、ピアノ屋さんのお話によると、ディアパソンってBechsteinをものすごく研究して真似して作ったそうです。中を見ると、ここもあそこも研究したんだなってわかるそうです。ディアパソンと出会った時も、これ欲しい!って思ったんですが、そこからBechsteinが欲しくなった自分に、何か運命を感じました。こうなることになってたんですよね。人生の伏線って面白いですね。
ということですので、生徒のみなさんお楽しみに〜。楽しみですね〜〜〜〜〜。