アレキサンダーテクニーク2回目レッスン

IMG_6686.CR2

☆今日の写真は、ジェニー学園長。にゃんこは、肩がないんですね〜。

 

 

東京はだいぶ春めいてきました。ご近所の梅が満開で、買い物の度に観るのが楽しみです。新学期ももうすぐですね。来年度はうまく時間割が入るのか、ドキドキです。合わせてSクラスの募集も始まりました。スペシャルに上手な人を募集してるわけじゃなく、スペシャルに頑張る生徒さんを募集しているので、一年間バイオリン中心に、ビオラ中心に頑張ってみようという生徒さん、是非是非ご応募お待ちしています。今大人の生徒さんがお一人申し込んでくださいました。みなさん、あとに続いてくださいね〜。

 

さて、ボディチャンスのバジル先生の2回めのレッスンに行ってきました。色々聞きたいことを準備していました。何と言っても、楽器を構えた時に肘を入れたら左腕上腕が痛いという夫のフォームをなんとか楽に改善してあげたい。という目的で。夫も連れて行って見てもらおうかと画策していたのですが(そんなことができるかわかりませんが)、夫が忙しくいけないということなので、予定通り私一人で。

気づきがいっぱいありました。なんといっても、肩がどういう風に動く可能性がある関節なのかということを、人体模型で説明していただいたときには、なるほど〜〜〜と連発してしまいました。私は、どうも図て書いてあることをイメージする力があまりないみたいで、本で肩の図はよく見てましたが、実際に立体的に動くところをみて、初めてよくわかりました。あの人体模型がめちゃめちゃ欲しいです。

ひじを楽器の下まで入れてという表現をよくして教えていましたが、それをするには、どこの関節を動かせばいいのかということを、私もよく理解していなかったし、教えていなかったと思います。肩関節の動きのしくみを教えていただいただけで、とりたててこうしなさいと言われたわけじゃないのですが、ひじがより入るようになりました。

これは生徒みんなに教えてあげなくては!と思い、身体が硬いと思われてた生徒たちに、教えてみました。ありとあらゆる年齢の子どもたちにも大人にも伝えてみましたが、全員何か変わっていったので、もうこれは私が勉強するしかないという気持ちでいます。今持っている身体能力を最大限に引き出してあげるための何か指摘なり、説明なりが必用なんですよね。夫にも説明したら、ひじが入りやすくなったと喜んでいました。

それからもう一つの大きな気付きは、私にとっての正解と生徒にとっての正解は、時には違うかもしれないし、わかり方や感じ方も違うかもしれないということです。演奏が上手なことと、教えることが上手なことは全く別のことですが、教えることが上手な人は、生徒の疑問や、身体がしっくりきていないという感覚に共感して、一緒に答えを探してあげられる人なんだろうなと思います。

私の筋トレの先生も、毎回筋トレ1セット終わる度に、自分にとってどうだったか聞いてくださるのですが、この筋肉に今のトレーニングが効いたかどうかは、自分にしかわからないから、自分でどうだったか申告するしかないんです。意外と難しいんですよね。申告した後に、じゃあ、器具を握る場所を一センチずらしてみたりするんです。

音楽のレッスンだからもちろん、曲の解釈とか、読み解き方などもレッスンしますが、表現したいのにうまくできないというときには、身体の使い方を、生徒も自分自身のことを観察する力と、客観的に私が見るということが必須なんだろうなと思います。21世紀になったことですし、私のレッスンももう少し進化しないといけません。勉強することが次から次に湧いてきます。教えるのって本当に奥が深く、そして知的好奇心がむくむくと湧き上がる仕事です。本当に面白い。みんなをもっともっと上手にするぞ!という気持ちでおります。

 

Follow me!