ソルフェージュ教育について
楽譜の読み方のトレーニングをする科目です。大人の生徒は、希望者のみ。
子どもは必修で行っています。終わりの10分ほどを使って、視唱、リズム、聴音などを行います。
全員演奏と読譜とバランスよく進んでいくように、心がけて指導しています。
コンセプトは”楽譜を見た時に、身体の中に音楽が湧き上がるように読める人になろう”。
バイオリン、ビオラ、チェロ、ピアノのレッスンの中でも5分位でちらりとソルフェージュをやることもありますが、仲々時間が取れないことのほうが多いので、ここはじっくりと時間をかけて勉強してみたいという受講生の生徒さんを募集します。まずは、在籍中の生徒さんに限り募集をし、その後時間があれば外部の方も募集をかけたいと思います。
内容は、生徒さんとレッスン時に担当楽器の先生がじっくり話をして、どこに問題を本人が感じているのか、また先生の目から何ができなくて楽譜が身体の中に鳴らないでいるのかを予想判断して、内容を決めます。
具体的には、音楽の3要素;リズム、メロディー、ハーモニー。どの角度からも切り込みたいところですが、特に勉強したいことをそれぞれにインタビューして特化して始めたいと思います。
リズム
リズム読みでつまずいている人や、どうしてもインテンポが身につかない人には、リズムから。また読めるだけにとどまらず、そのリズムから何を感じているかというところも、勉強していけたらと思います。
メロディー
弦楽器の音程をピアノで勉強するのは異論があるところですが、まずは楽譜からその旋律の度数や、音程感覚が身につくこと、そして、指から音程を探すのではなく、まずは身体の中にあるものから、自分の指へ伝えるというパラダイム転換のために、旋律聴音なども考えています。
ハーモニー
アンサンブルの実力をつけたい人には、コードの聞き取りやしくみなどにも、切り込んでいこうと思っています。そしてそのコードがアンサンブルで鳴った時に、どんな感じがするのか、感じられ、また自分が第何音を担当しているのか分かる人になってその音らしく表現出来る人になってほしいと思っています。
担当講師は、ピアノ科の豊永先生です。
ご希望の方はお問い合わせより「ソルフェージュ講座希望」とお書きの上、お申込み下さい。