弓が駒と平行になる方法
◯弓が曲がる理由を知る
全世界に発信するほどでもないのですが、私今ダイエット中です。
ちゃんと、プロの栄養指導の方に入ってもらって、きっちりご飯の量も測り、食べる時間も計算してやっています。もう年齢も年齢なので、栄養素をきちんとまんべんなく取る方法なので、急激には減りませんが、細く長くやっていきます。私の予定は7ヶ月後には、目標体重になる予定です。年末年始と、私の誕生日を挟むので、ちょっと予定より遅くなるかもですが・・・。一応目標、5月です!うふふ。みんな楽しみにしててね。(何を?)
先生が、最初になぜ太ってしまったかを、懇切丁寧にZoomで説明してくださいます。
ほほお〜〜〜〜って、なりましたね。理屈理論がちゃんとあって、私は太る理由があって太ったんです!説明が素晴らしかったです。
「本当に痩せる気ありますか?」とか、「根性でやりましょう」とか、そんな事言われたら、多分、絶対やる気にならなかったと思いますが、先生は、淡々と理屈を説明してくださいます。そういう情熱型が好きな人もいるんでしょうが、私は天邪鬼なので、余計に冷めます。笑)もちろん、熱心に説明してくださるので、先生の情熱は感じます。特に、生徒をディスらなくても、情熱は伝えられるんだなと思いました。
で、生徒たちのことを考えてみました。
1)なぜ、みんなは弓が曲がるんだろう。
2)そもそもなぜ曲がっちゃいけないんだろう。
1)に関しては、今回アレキサンダーテクニークのレッスンに行って、つくづく身体の使い方が原因だと思いました。腕の全ての使い方です。どこかの関節や体の部分が、うまいこと使われていないと、曲がるんだなということがわかってきました。
卵が先か鶏が先かの問題ですが、真っ直ぐがこっちだとわかって、そっちに向かって腕全体を動かしていたら、関節がうまいこと使えるようになっていた。ということを、割と私は望んでいたことが多かったかもしれません。でも、それでうまくいく人ばかりじゃないので、その場合は、卵が先になるわけです。
まず、弓を持っているときの手のひらの使う筋肉部分はどこなのか。=手の内側
上手く弓を持てていたら、親指も緩むし、手首も緩みます。そうすると、アップボウの最後に、自分よりに曲がる事もなくなります。
肘が緩んでいたら、前腕が上手に使えます。先弓は合理的に動かせるようになります。
肩関節が緩んでいたら、上腕の動きも良くなります。肩甲骨と鎖骨を、的確な場所に置いて、元弓の構えをして、弓をスタートさせれば、腕全体を無駄なく使えるようになります。(うちの生徒さんたち、ここを見直し中です)
脱力すればできる。というざっくりした伝え方もよくされますが、それも大雑把すぎるよなと思います。もちろん、無駄に力は入ってちゃいけませんが、脱力しましょうって言われてできれば、抜いてますよね。笑)
「ここと、ここと、ここを動かしてみましょう。」という伝え方がいいということ。
「ここを動かしちゃいけない。」という禁止事項は、生徒さんの身体を硬直させる可能性が高いということを、今回学びました。
よその教室でずっと弓を真っ直ぐと言われて困っていた生徒さんを、何人かまっすぐにできたことがあるので、この方法を試す価値はあると思っています。
◯曲がっているときは、何が起きてる?
2)そもそもなぜ曲がっちゃいけないんだろう。
いささか私見を述べると、ちょうど駒と平行より、ほんのちょっと内側に曲がっていたほうが、柔らかくていい音がするような気がしています。
まあ、でもまずは平行です。ヴァイオリニストでも、腕の長さによっては、平行になってない人もいますよね。でも、できるだけ平行の方が、無駄に弓は滑らないし、合理的に音が出せると思います。
そして、これも卵か鶏かになるのですが、曲がっているというときは、たいていどこかの関節が上手く働いていません。そして、弓が上手く持てていません。
関節の動きが悪いというのは、想像に難くないと思うのですが、その関節の動きが悪いのは、弓の持ち方が、バランスよくいってないということだと思います。
なので、弓がまっすぐになるまで、それぞれの関節の使い方の成長、弓の持ち方の成長を待ち続けるのが大事なのかもと思います。
で、今回の学びで、弓を上手く持たせることができてきたので、生徒さんたち、もっと、もっと成長するんじゃないかなと思っています。
何度も申し上げていますが、すぐには何でも良くなりません。生徒さんと私の根気です。毎回毎回、進んでないように見えるレッスンでも、一歩ずつ大事なところに歩いていっています。
なんでもぱっと結果が出ないと嫌な方は、向かない教室だと思います。これは、相思相愛の師弟関係のために、入会前に熟考なさることをお勧めします。かと言って、のんびりやればいい教室でもありません。私も生徒さんも、趣味と言っても本気で取り組んでいます。大人の方も、10年以上続けている方が、大勢いらっしゃる教室です。
一緒に研究していきながら、いい音、いい音楽を探していきましょう。
現在空き時間:月曜日釜野講師担当
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木曜日午後4時20分 12月より空きます。辻担当
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