上手になる練習とならない練習
◯プラクティスレッスンをやってみて
忙しい生徒さんが多いので、その場で2分レッスンとか、3分練習とかやっています。
集中してやれば、数分でも効果がありますし、だらだら練習してても、時間だけが過ぎていくことも少なくありません。
そして、その練習をその場で私は、他のことをしながらこっそり観察しているんですが、みんな練習の仕方がわからないんだなということを、最近つくづく思いましたので、忘れないうちにメモしたいと思います。
インスタで、アレクサンダーテクニークの先生がおっしゃってましたが、上手になる練習と、ならない練習があると。確かに!確かに!
今日は、私なりにうまくなる練習って、どんな練習なのかまとめてみたいと思います。
◯どんな練習してますか?
まずは曲が宿題に出ました。一回、2回ゆっくり練習します。→みんなここで終わってしまいます。だらだらやる、上手にならない練習ですね。
まあ、新しい曲って、まだ上手に弾けないですし、2回くらい弾いて疲れちゃいますよね。合奏の練習なんて、長いですしね。2回も弾いたらえらいです。
ただ、そのときに、何を考えながら練習するかですよね。読譜の方法は、また別の機会にするとして、
1)まず、できないところを探してください。
自分と曲との関わり方を知るために、ゆっくり弾くのですし、まず、この曲を弾くと私はどんなところで混乱するのかな?覚えきれなかったら、付箋でも貼りましょう。
あさって合奏の練習!どうしよう弾けてない!焦って、だらだら全部弾いちゃうより、細切れにして通してもいいですよね。そして、なんで混乱しているのか、考えましょう。指の問題?読譜の問題?イメージの問題?
2)できないところを、ピンポイントで探す。
このピンポイントがわからない人が、結構いらっしゃいます。まあ、だからこそ一緒にレッスンするのですが、このあたりでつまづくなあ。「このあたり」というのは、わかるのですが、「ここ」という原因が探れないんですよね。まあ、だからこそ私がついているわけですが。
なので、弾けていないときこそ、持ってきてください!
見覚えがありますよね。笑)
例えばここが弾けないとしましょう。「そこだけは弾けるんですよね〜。前から弾くとできなくて・・・。」という方多いですよね。その小節だけゆっくり練習。は、皆さんよく思いつく練習方法です。
で、前から続けて練習も。気の利いた方なら、やってみられます。前の小節の3,4拍目から次の小節に向けて練習。で、だいたいそこで終わってしまうんですね。
私だったら、前のフィスから小節線またいだゲーだけを練習させます。まずはゆっくりやって、あたったポジションのときの、体のポジションを覚えさせます。
そしたら、弾きたい速さで、このフィス→ゲー ができるか、しつこくやります。
しつこくしつこく。2音しか練習しないので、2分やったら、かなりの量ですよね。
ここを根気よくやるか、す〜ぐ飽きておわっちゃうか。そこが、道の分かれ目なんですよね。笑)
3)ピンポイント練習はしつこく。
この分かれ道はなんなのかなあ?性格?熱心さ?よくわかりませんが、しつこいなあ〜この生徒さん。という生徒さんは、上手くなります。自分へのジャッジが、こんなもんだろうと思うか、いや、もっと自分だったらできるはずって思うかの違いなんでしょうか?よくわかりません。耳の聞こえ方の深さかもしれません。
でも、もし自己肯定感の高さだとしたら、私が君はきっとできるって、私が思ってあげることが大事なのかもしれません。
そして、ピンポイント練習で大事なのは、「休憩」です。行き詰まったら、一回楽器おいてお休みします。これは、私の師匠がよく言ってくださいます。筋トレでも、1セットやったら必ず休みます。1分間ですが、休むと、違う筋肉が登場して、今度は違う筋肉が鍛えられるそうです。身体って不思議ですね。
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