弦楽オーケストラ ワークショップ

 

◯一年ぶりの合奏練習会でした

昨年の弦楽合奏の発表会から一年。連休最終日に、弦楽合奏のワークショップを行いました。

夏に発表会があるし、夏までは行事は何もしない予定でした。しかも、年始にはお弾き初めという名の小発表会もやっています。どう考えても、詰め込み過ぎなんですが、みんなついてきてくれて、実現できました。

35名の生徒さんが参加してくださいました。最年少は、年長さんから上は、大人まで!年少さんも、パパと合奏が夢だったので、これで夢が叶いましたね。

35名というと、全生徒数の3分の1程度になります。連休は仕事で都合がつかない人もいますし、バイオリンより大事な用がある人もいらっしゃいますし、そもそも、みんなで何かをやるのは嫌いという方もいらっしゃいます。まあ、全員が「合奏」という企画にのってくださるわけではないですが、十分に合奏が勉強できる人数が集まりました。新幹線で駆けつけてくださった生徒さんも!

◯ずっと続いている企画です

行事は、一回だけの企画だったら、物珍しさでなんとか実現するものです。2回目以降が勝負で、リピーターがいたら、それは一回目が成功だったということになると思っています。

特に「合奏」となると、上級以上の人は、東京にいれば、仲間もたくさんいますし、アマチュアオケもたくさんあり、合奏の機会はいくらでもあります。そもそも、そこまで到達したら、レッスンなんて辞めてしまって、アマオケをいくつも掛け持ちして、楽しくやっていってる人もいます。

そのほかのオケで活躍している生徒さんたちが、教室の「あんさんぶるえこー」の練習が、有意義なものだと感じて、来てくださる実績を作るというのがとても難しいし、もし来てくれたら、レッスンが有意義だったんだなと誇らしい気持ちになります。

そして、最初は初心者だった生徒さんたちが、年数を重ねて初心者じゃなくなっていって、ずっと合奏団を支えてくれる存在になっていることも、長く続いていけている大きな力です。

大人も子どもも、混ざって練習しているアマオケなんて、あまりないと思うので、自分でもなかなか面白い企画をやっていると思います。大人の生徒さんは「子どもは、寝てるか弾いてるかだけど、弾いてるときに上手だから助かる〜」笑)とか言ってくださったり、子どもも、途中で飽きたりしながらも、大人の邪魔をしないで頑張っています。

初心者だけ集まって、足りないところはお金を出して、プロにエキストラを頼むというのも、一つの方法だとは思いますが、それだと生徒の発表の場ではなくなりますよね。生徒が勉強して発表するというところを大事にしたいと思っています。

他にも合奏の機会がある生徒さんが、「先生のところは、わかりやすくて楽しい」と言ってくださったので、また次につながっていけそうな気がします。

◯取り上げた楽曲と反省点

基礎練習、「喜びの朝」(バイオリンランド3巻より)ビゼー作曲「カルメン組曲」ニールセン作曲 「小組曲」でした。

先生とは念入りに打ち合わせをする予定で、資料も送ったのですが、先生のところで一大事が起きていらして、基礎練習の資料の打ち合わせが十分にできず、「喜びの朝」からスタートになってしまいました。

その中で、なるべく生まれて初めて合奏する生徒さんのフォローをしながらのワークショップになりましたが、皆さん大丈夫でしたでしょうか?

ベテラン勢にも、かなり手伝ってもらい、小さい生徒さんのとなりには、大人の生徒さんにも座ってもらいました。皆様お世話になりました。

反省点は、他にもいくつかありますが、まあ、注意の書き込みの指導をしないといけませんでしたね。

普段のレッスンでも、私は書き込みはしないで、自分でなるべくさせるようにしていますし、事前に書き込み用の資料も送っているのですが、書き込みができないということが、今回わかりました。

お母さんが楽譜を持ってきていらして、それに書き込んで、あとで家で書き込ませるようにしているご家庭もありましたが(お母様方ありがとうございました!)、その場で私が書かせるように指導すれば、作業が速く済みますし、本番用に使う楽譜が、みんなでうまく共有できます。

一瞬で音楽が通り過ぎる中で、事前に打ち合わせした「指揮者を見る」とか「もっと速くなる箇所」とか、他のパート、特にこのパートを聞く場所の楽器名を記載するとか、そういうことが、どんどんできるように次回は指導していきたいと思います。

子ども同士で座らせてしまったというのも、反省点です。レッスン時に、どれくらいみんな書き込みができているのか、チェックしていこうと思います。

◯良かったところ

今回は、なんと言っても、一曲につき一時間時間が取れたところです。こんなにじっくりできることは、ほぼないです。毎回6曲くらい曲があるので、一曲一時間なんてとっていたら、6時間練習することになってしまいます。

そして、みんなの反応が良かったところです。指揮者の先生とまだ一回も練習していないので、速さとか、アティキュレーションとか、まったく決まってないままの練習でしたが、それがその場で、もう少し長くとか、もう少しレガートでという要求に、うまく答えられていたように思います。

そして、毎度のことですが集合の早さ。セッティングしてくださるメンバーが、毎回同じ様にも思うのですが、あっという間にセッティングが終わりました。13時15分の集合で、12時45分にはかなりのメンバーが会場にいました。

そして、上級クラスに、小学生たちが果敢に参加してくれたことです。本人が乗らないといえば乗せませんが、できそうだなと思う子には、どんどんチャレンジさせています。やる気も能力のうちです。やる気がある子は伸ばします。小学生だからできない?と大人が思い込んではいけないとも思います。

学校って、横並びで同じ学年は同じ勉強をするじゃないですか?運動もそうですが、音楽も能力や練習に割いてる時間がひとりひとり全然ちがうのに、みんな同じ内容を勉強するのって、おかしいなと思っています。

もちろん、比べてあの人よりできたとか、あの人よりできないとか、そんなくだらないことに意識を集中させるなということは、常日頃ご家庭の保護者の方も含め、指導しています。

なぜなら、そんな事をしていると伸びないからです。こんなちっさい教室で、少々人よりうまくなって満足したってそこで止まってしまいますよね。逆も然りです。他の教室に行ったら、すごく基礎がしっかりできている子かもしれないのに、同じ学年にたまたま自分より上手い子が一人いて、自分ってバイオリンうまくないんだな、なんて思って、才能をしぼませないでほしいです。

「学校」の良さは、いい影響を受け合うこと、みんなで頑張れることだと思います。みんなとだったら、3時間の練習も頑張れたでしょ?これ一人で3時間の練習、つらいですよ。私も筋トレやってるときは、60分のトレーニングなんて、一人じゃ絶対に無理でした! 笑)パーソナルの優しい先生がいてくれたこそです。

ひとりひとりは、以前の自分よりもっと高みへいくことを目指し、そしてお互いの成長を認め合っていく「学校」が、理想の「学校」だと思っています。そして、その理想に限りになく近いものを、「ユリカミュージックスクール」は作れているんじゃないかな?と自画自賛しています。

 

追記:そして、最後は恒例の打ち上げ的な「懇親会」です。幹事様、お世話になりました。立食というのが、とても新鮮で良かったです。色んな人とお話できて、楽しかったです。そして、小学生、中学生、高校生、大人入り乱れて、本当に家族みたいに食事をして、幸せなひとときでした。トランプなくても、いい子に過ごせてましたよ。こういう場も大事と、連れてきてくださる保護者の皆様、大人の皆様感謝です。

 

 

 

 

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