子どものバイオリン教室の選び方

 

◯体験レッスン申し込みいただいています

先日、数カ月ぶりに我が家のお気に入り庭園「六義園」に行ってきました。開放感があっていいですね。七夕飾りもありました。まだ、あじさいも咲いていましたよ。

新年度と新年が一番お問い合わせが多いのですが、実は一年中お問い合わせがあります。

新年度は、たぶんGoogle Mapをご覧になってお問い合わせくださった方が多かったのではないでしょうか。生徒さんたちが、一所懸命星をつけてくださったおかげです!ありがとうございました。

そして、この時期は今のお教室はちょっと違うかな?と思われた生徒さんのお問い合わせが続く時期です。

駅から近いわけでも、広告出してGoogleで一ページ目に来るわけでもないのに、うちを探し出してくださって感激です。

◯教室は千差万別

一方的にお話を聞いているだけなので、決めつけるわけにはいかないのですが、バイオリン教育はまだまだ確立されてないことがいっぱいあるんだな。ちょっとなんとかしないとなと思います。

ピアノはそれこそ先生もたくさんいらっしゃり、それだけ教育法なども確立されているのでしょうが、バイオリンは、弾けない子、普通の子、不器用な子は、練習してこなかったんでしょ?と言って、終わってしまう事が多く、その生徒さんが辞めても、バイオリンの先生は珍しくもあり、また次に生徒さんが入ってくるからいいかという感じなのかもしれません。

もちろん、うちのやり方がベストだと言うつもりはありません。辞めていく子だっていますし、違う楽器に変わる子もいます。全然興味を持てないまま辞めた子もいます。でも、それは早めにわかってよかったな。10年嫌な先生と嫌な習い事させて、大切な人生を台無しにしないという使命も私にはあります。

でも、最低限これは教えてあげたほうがいいということは教えて、それでも興味を持てないのなら、仕方がないかなと思いますが、本当はちゃんと教えてあげれば、もしかしたら続けたら、楽しいことが待っていたかもしれないのにな。と他の教室の様子を聞いて思うこともあります。

若い先生なら、まあ仕方がないなとも思いますが、(もちろん、若くてもしっかりした先生はたくさんいます)ベテランの先生で、どんどん練習しない生徒を切り捨てていくのって、どうなんだろう?結果的には、熱心な生徒、コンクールに出るような生徒が残ればいいんでしょうか。

物事って、多面的に観ないといけませんね。発表会に聴きにいって、もし、どの子もどの子も、素晴らしい出来栄えだったら、その先生の力なのかもしれないし、そういう裏事情があるのかもと思ってみることも大事かもしれません。最初から、うちは練習してくる生徒だけを募集しています。とちゃんと、銘打っている先生もおいでになり、それはそれで、生徒さんにはよく伝わって親切ですよね。経験者しか取りませんって言われたと言って、うちに問い合わせをされた生徒さんもいらっしゃって、なるほどなと思いました。

 

◯音大ではレッスンの仕方は学べません

音大に行っても、演奏法は習いますが、特にレッスンの方法などは学びません。先生方ひとりひとり、自分たちで卒業してから学んでいきます。もしかしたら、時代が変わってそういう講座も大学であるのかもしれませんが、少なくとも、50代以上の先生方は、大学でそんな講座はなかったのではないでしょうか。

ただし、良いレッスンを受けてきた先生方は、その受けたレッスンを元に、良いレッスンを展開されます。大人の上級者などは、そうやって教えていけばいいと思います。が、幼児のレッスンともなると、自分が幼児のときに習ったことを覚えていたら、それを参考に・・・ということも可能かと思いますが、どうなんでしょうか。覚えているものでしょうか?

私はたまたま音楽教育を専攻したので、そういう知識を取り入れ、また卒業後個人的にも学んだことを元にして、教室運営をしています。

やっと最近は、バイオリンの指導者講座などもなさっている先生方もいらっしゃり、充実してきた様です。勉強熱心なバイオリンの先生は、絶対に探せばいらっしゃいます。教え方が上手であればあるほど、少々不器用な生徒さんを、長く受け持っていらっしゃるかもしれません。頑張ってさがしてみてください。

先日、バイオリンランドを再版一緒にお願いしましょうって呼びかけて、協力いただいた先生方が、音楽教育専攻の先生方が数名いらっしゃいました。中には、私のように修士をお持ちの先生も。なるほど、教育学を学んだ先生にも、支持されるテキストなんだなと思って、嬉しかったです。

◯情報の集め方 読み解き方

今は、どんなことを大切にレッスンしているのか、ブログやFacebookで発信している先生方が多いです。ぜひぜひ、読んでみてください。

もちろん、動画で配信している先生も多いので、その説明の仕方など、動画でチェックできますよね。こういう風に、やさしくかみくだいてくれる先生だったら私にもあってるかもとか。

演奏だったら、こういう音は自分の好みと合ってるかもとか。うちにも、youtubeチャンネルあるので、生徒さんの様子などわかります。

実は研修用の3才児さんレッスン動画もあり、そこに生徒さんいないんですが、私が模擬レッスンをしているものがあります。もし、入会検討中の方がいらっしゃいましたら、限定公開にしてあるので、お送りすることもできます!

発表会も参考になりますね。その時の観点は上記のとおりです。千差万別の生徒さんがいる教室の先生は、本当の意味で指導力があるのかもしれません。

指導力というと、わかりやすく教えてくれる。というところに目が行きがちですが、実は、その生徒のことを的確に評価できるというのも、教師の大きな力の1つです。この生徒はこういうところが苦手、こういうときには頑張れる。こうやって助けるとうまくいく。などなど、その生徒の理解をきちんと蓄積していける教師です。

きっと今はこの曲をやらせたほうがいい。困ってるのは体のここが硬い部分だからこの体操をやらせようなど、処方箋を的確に出せる教師は、優れた教師だと思います。ぜひ、先生のそういう部分も見て上げてください。

どうぞ、皆さんいい先生にめぐりあえますように。

 

 

 

 

 

**********************

体験レッスン受付中。

以下のメールアドレスへ、ご希望日をいくつかお送りください。

メール:yurikaviolin☆kvj.biglobe.ne.jp  ☆は@に変えてください

空きスケジュールはこちら。

Facebookもやっています。

辻有里香 ページ

お教室ページ

ツイッター  @yurikaviolin

インスタグラム  yurikaviolin

misaeviolin  chizukocello

Follow me!