最近のバイオリンレッスンスタイル

2020年12月7日 / 最終更新日 : 2021年1月9日辻有里香

ZOOM活用ウィーン修学旅行レッスンカルテ生徒募集について

◯最近のレッスンのようす

不便な生活になって、久しくなりますが、現在の教室の様子をお知らせしておきますね。

京都大学の教育コンテンツ活用事例のサイトの中に、ハイブリッド型授業の分類がされていたのですが、出典はこちら：

ハイブリッド型の授業の中にも、いくつかの手法があるそうです。

◯ハイフレックス型：同じ内容の授業を、対面とオンラインで同時に行う授業方法

◯ブレンド型：対面とオンラインを、教育効果を考えて組み合わせる授業方法

◯分散型：同じ回に異なる内容の授業を対面とオンラインで行い、学生は分散して受講する授業方法

教室ではほぼマンツーマンのレッスンですが、古楽の合奏レッスンは再開しています。ハイフレックス型ではありますが、ブレンド型も取り入れています。

現在完璧に生徒さん側にレッスン方法を、リモートにするか対面にするか選択してもらっています。もちろん、熱があってコロナ陽性の疑いが少しでもある生徒さんにかんしては、有無も言わさずリモートレッスンになりますが、健康な生徒さんでも、人と会う回数が減れば、リスクも分散できるわけで、その時その時に応じて、対面、リモートと使い分けている生徒さんもいらっしゃいます。

古楽合奏のレッスンは、ハイフレックス型を採用しています。同時に集まるのは３人までで、ZOOM越しに、残りの人は合奏しながら聴講するスタイルです。

個人レッスンで、リモートと対面と両方を混合して使っている人は、なるべく、対面のときは、合奏や伴奏合わせで仕上げの回に利用したり、ZOOM越しのレッスンのときは、楽典的な事項を多めになど、ブレンド型のレッスンになります。

◯未来のレッスン

今年も残り少なくなってきましたが、レッスンもあっという間に様変わりしましたね。日本中のバイオリンの先生方が、ご苦労なさりながら、安全にレッスンができる方法がないか、日々悩まれた一年だったかと思います。

未来に向けて、まだまだ変化を恐れず突き進んでいく日々が続くと思います。最近私が注目しているのが、「反転授業」です。ウィキによりますと

ブレンド型学習形態のひとつで、生徒たちは新たな学習内容を、通常は自宅でビデオ授業を視聴して予習し、教室では講義は行わず、逆に従来であれば宿題とされていた課題について、教師が個々の生徒に合わせた指導を与えたり、生徒が他の生徒と協働しながら取り組む形態の授業である。

グループレッスンでやっていた、ソルフェージュレッスンが再開できていなくて、この反転授業の手法を使えないかなと、考えているところです。

学びって基本は、「自分」が勉強するかどうか、「自分」が理解できるか、「自分」が楽器が弾けるようになるか、ある意味孤独な活動だと思うのですが、横のつながりの他の生徒からの学びもかなりあるのではと思っています。

実は英検を今年は受けてみたのですが、語学の勉強は、自分が覚えて言えるようになるかどうかで、何十回英会話のレッスンを受けても、「慣れる」ことには役立つかもしれませんが、結局インプットの作業は、孤独で黙々と一人でやるものなんだなと思いました。

それでも、やはり一人で勉強するよりは先生につこうと思い、英検の一次試験が終わってから先生につくことにしました。英検が終わって、今はモティベーションが保てていないのですが、やはり先生に課題を提出しないとと思うと、サボりたい気持ちに鞭打って勉強しますし、もちろん添削してもらえると、学びも早いし大きいです。

楽典とか、ソルフェージュなどの座学も、だれかと励まし合ってできるクラスを作ると楽しいかなと思います。システムを作っていきたいと思いますので、皆様少々お待ち下さい。