弦楽オーケストラ おさらい会

 

アマチュアの合奏団ですが、もう20年くらい通っている団体のおさらい会に出演してきました。もうだいぶ前のことになってしまって・・・。最近更新が停滞気味です。

うちの教室にも弦楽合奏団があるので、アマチュアの方を教えるのに適した選曲とか、指導法とか、自分も一緒に演奏することで経験できて、少しでも指導の役に立てばと思って参加しています。まあ、これは建前でもあるのですが(笑)、何より演奏するのが楽しいので参加しています。時々パート替えがあるのですが、入団以来ずっとビオラ。

今回はこんなプログラムでした。ビーバーは土曜日の練習している、生徒と結成した古楽合奏団で勉強中。ライネッケは全く知らない作曲家でしたが、すごくロマンティックな素敵なメロディーで、何より色んなパートにソロが出てきて、演奏する側も、聴く方も楽しめるいい曲でした。そして一曲一曲にタイトルがついてて、その雰囲気で作曲されていて、それぞれの曲らしさを出すいい勉強になりました。時計の唄というのは、ずっとビオラは一オクターブ違いの音を、時計のようにピチカートし続けるという曲で、テンポキーパーって感じが楽しかったです。生徒たちにもやらせたらできるかな?(笑)そして、ずっと同じ音が続くので、どこまで弾いたかわからなくなるというお約束で、最後の一音だけアルコなんですが、そこにきてやっと自分が正しかったかどうかわかるという、超ドキドキの、スリル満点の曲です。

ドボルザークは、ドボルザークらしいメロディーのいい曲でした。ドボルザークのくせにビオラが若干ヒマ。ファーストバイオリンにすべてしわ寄せが行っていて、うちの生徒たちにはどうだろ〜〜〜〜。合宿でやったチャイコフスキーの方がいいかな?

とこんな感じで、演奏しながら生徒と演奏できるかな?なんて想像しながらいつも勉強しています。

いつもアイネクラネとか、チャイコの弦セレと、バッハのドッペルと・・。って弦楽オケというと、お決まりの曲しか発表会で演奏されないっていうのじゃ、そのレベルにその団体がいなかったら、大変なことになります。こちら側も常に勉強して、たくさん教材を準備しておくというのが大事かなと思います。初期は、うちも無理して弾いてました。アイネクとかチャイコの弦セレとか。今考えると、何を考えてるんだ?って感じですね(笑)音はやさしくても名曲というのが、世の中にはたくさんあるんですね。そして、音がやさしいからこそ、表現の粗さが目立って、自分たちの下手さ加減に愕然とするのが世の常です。やさしい曲はその曲がなんとかしてくれないので、自分たちがその曲をきちんと表現して、なんとかしないといけません。

ライネッケはナクソスに入っていたので、生徒のみなさん、もし聴いたら感想教えてください。

そろそろ弦楽合奏シーズンですね。毎月練習に集まるのは大変ですが、生徒たちと毎月合奏したり、アフターで飲めて楽しみでもあります。その前に抽選にあたらないと〜〜〜。弦楽合奏の体験したいって生徒さん、今がチャンスですよ!入会お待ちしています。


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