バイオリンの入門教材
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みなさん梅雨はいかがお過ごしですか?バイオリンもペグが回らなくなってきて大変ですね。最近松脂を変えてみました。音が変わってびっくり。ベルナルデルも好きですが、メロスもいい感じでした。また使い勝手は別記事でレポートしたいと思います。
子どもの生徒さんの変遷
さて、ここ一年くらいで未就学の生徒さんが増えてまいりました。5年毎に何となく私の中で区切りがあって、今は第4期という感じでしょうか?
教え始めたばかりの頃は、やっぱり若い先生は信頼がないので若い親御さんから選ばれないといいますか、小さい生徒さんは少なかったです。勤務先は青山の教室でしたので小さい子どもの生徒は少なく(外国のお子さんが青山教室は多くて、英語が母語のお子さんを何人か教えていました)今大学生になった子たちが未就学の頃から教えていたのが、私の中では小さい頃から私が教えた第一期だと思います。
次は今中学生の子たちも小さい頃から教えました。これが第2期、その下の世代が第3期、そして今の未就学と小学校1年生頃までの生徒たちが第4期。もちろん、小学校上がってから始める生徒さんもいますし、途中で変わってくる生徒さんもいますので、年齢が上がるほど、同期が増えて行く感じです。
入門教材 こども編
小さい生徒さんには、「バイオリンランド」1巻から3巻まで使用しています。この第4期で、バイオリンランドを使えるのも最後かなと思っているのですが、バイオリンランドのコンセプトはずっと引き継いで行こうと思っています。先日も自宅練習をみていらっしゃるご父兄から「楽器の練習はもっと大変だと思っていました」と言っていただいて、二段階導入法の力に驚いていらっしゃるご様子でした。さすが、バイオリンランド!
楽器の練習=つらい=つらくないと成果が出ない という時代は、昭和の時代の遠い昔の話に早くなればいいなと思います。教育も科学だと思っているのですが、科学は進歩するものです。昔は指導法が途上だったので、辛い練習や辛いレッスンになりがちだったんだと思います。
年少さんから小学校一年生までの生徒さんたちに、少しずつ上手になってきて、これから楽しみです。今回はバイオリンランドクラス合奏がなかったので、出番がないのですが、次回の杉並公会堂の合奏発表会の頃は、3歳だった子が6歳、7歳だった子が10歳。きっと合奏参加していますね。
入門教材 大人編
大人から始める方も、相変わらず多いうちの教室。先日も3日続けてしかも、全員男性から問い合わせがありました。みなさん、いい時間が空いてるといいのですが。大人の方は、この教材を使うことが多いです。
書いたご本人のサイトも見つけました。ここ有名な指導者でいらっしゃるんですね。
まだ全部見てないですが、動画がついてたり、Graded Repertoireというページに、勉強する曲がレベル別になってて面白かったです。2の指から勉強が始まっていたり、指のパターンを必ず確認するなど、バイオリンランドと共通のことが多いです。
これを使ってはじめた大人の生徒さん「ひとつひとつできることが増えて楽しい」そうです。
実はこの教材チェロ版もあって、私もチェロをこれで勉強しています。曲にもなっているので、練習も楽しいです。しかも、ダルアバコとか本格的なイタリアンバロックの作曲家が出来きたり、シェルヴァンスキが出てきたり、大好きなエマニュエルバッハも出てくるんですよ。2巻で停滞してるので、生徒さんに抜かれないように頑張らないと!(笑)その他ビオラ版もあって、ビオラレッスンでも使っています。
バイオリンの教材は選択肢が少なかったですが、今はいろいろ良い教材が出てて楽しいですね。
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