合奏が合わない時は?
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先日、合奏はなぜ合うのかという記事を書きましたが、昨日自分が勉強する方の弦楽合奏に行ってきて、ものすごくなるほどと思うことがありました。
その1)お互いが旋律だった場合、まずは少ないパートできっちり合うまで合わせる。何か仕掛けがそこにあったら、必ずみんなで理解する。
自分がパート譜だけで演奏する立場になると分かるのですが、わからないものは合わせられないんですね。スコアを見て、前で指導してるとどうして?数えれば合うでしょう?と思うのですが、誰が何をしてるか頭がとっちらかっているときは、全然合わせられないんです。自分も生徒の立場になってみて、ものすごくよくわかりました。「ザ対位法」的な曲を勉強しているのですが、ラターの3楽章も、誰かがメロディーでわかりやすい伴奏が付いているとか、三度でハモってるとかではないので、だから合わせにくかったんだなと。次回もっと細かくやりますね。次回はもっとバッサリとやってみせます。
その2)慌てて聞こえている時は、その場しか見ていない。
難しい箇所が出てくると焦ってくるのが伝わるのですが、もっとフレーズの先を見ればいいということもわかりました。合奏指導で悩んでいると、先生に具体的にどうしたらいいですか?と質問しているわけじゃないのに、先生のご指導を見ていると、そうか!と思うことが山のようにあります。東京にこんなに素晴らしい弦楽合奏の指導をしてくださる先生がいらっしゃるのに、もっとプロの指導者も集まってくればいいのにと思います。弦楽合奏の指導できるバイオリン指導者って本当に希少だと思います。
それはさておき、ラターの1楽章は難しくなったら、ひとつひとつの音しか見てないってことないですか?せめて4つ一塊、できたらフレーズ全部をいっぺんに歌えるくらいだったら、聴いてる方もかなり落ち着いて聞こえます。
あと、レッスンに来てくれている人とは、メトロノームでやってみたりしています。そこで気がついたことは、みんな休符が短いんですね。それぞれ人間のクセがあると思うので、120が速ければ、100とか110とかでやってみてください。ちょっといつも練習しているより遅いかなって方がいいですよ。我慢できなくて、メトロノームより先に出てしまうところが、自分がいつも前に出てしまう箇所だと思います。
発表会まであと3ヶ月ですね。
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