公式練習第3回 シャコンヌ他

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さて、今日の記事はパッヘルベルの「シャコンヌ」とラターの「弦楽のための組曲」です。「シャコンヌ」はオルガン曲を弦楽合奏に書きなおしてある素敵な曲です。結構長いこと練習していますが、生徒たちは大好きみたいで、一瞬「わああ、今のいい演奏だったな」と思うこともあり、楽しみな曲です。「弦楽のための組曲」は、この発表会が決まってから選んだ曲で、苦戦していますがリズムの練習や、他のパートとの関係を学べてとても楽しく練習してもらっています。

パッヘルベル作曲 シャコンヌ)

この日の練習は16番から開始。16分音符がずっと並んでいるセカンドバイオリン。こういう音形って、音並べただけになりがちですよね。1stやビオラを見てみると、4つ並んだうちの2音目からフレーズが始まっているのがわかりますので、1stもそれをヒントに、音の切れ方を確認。途中で入るパートは休符の間は、1stのメロディーを頭で鳴らしているようにしましょう。チェロは3拍子の感じをだし、4小節目は2音目からスタートするように。最後のリタルダンドは、17番のテンポに持っていて。

17番は、2音目スタート。3音目に山がある。基本的にはピアノで。最後の小節はセカンドはっきりと3泊目を。

18番は、同じような形態ですが、チェロがとっても旋律的ですね。7小節目は、チェロが動くのを効いてから、1st動きましょう。

19番は3拍目はアップで、休符は消してください。最後の小節がうまくいかないので、次回までに原因を考えておきますね。次回は19番から。この日で終わると思ったんだけどな・・・。

ラター作曲 弦楽のための組曲)

第1楽章は、Gからスタート。同じ部分はどこですか?って質問したらちゃんとCって答えてました。でもなんだか不思議な雰囲気ですよね。何調でもない感じです。旋法の話を少ししましたが、まあ、これが何かってわかることと同じくらい、いつもと違うじゃん!と感じることが大事なわけです。感じられましたか?その他は、チェロからのリズミック穴フレーズを、ビオラとセカンドが受け取るところも練習しました。Hに入る前のパートがずれて入ってくるところも確認。

その後Kへ飛びました。Kはセカンドがとても難しいパートなんですが、こういうところを暇つぶしに、ネチネチと捕まえてセクション弾きさせる指導って、ダメな指導の典型みたいなもものですよね。(笑)はい。私も若い時はそんなことばっかりさせて、時間を無駄にしてきました。個人レッスンで見てあげればいいですし、合奏の練習の一番の目的は他のパートと自分のパートはどんな関係になっているのか。そこを学ぶ場所です。ここは決して難しいパートだからって主役とは限らないし、決して他のパートが旋律を奏でているのを邪魔しないことです。チェロはフレーズの切り方を確認。5小節目1拍目あとできる、9小節目同じく、13小節目同じく。

Lはチェロとコンバスのリズミカルな伴奏を聞かせてもらいました。その感じに合うように、バイオリンパートもリズミカルに弾いてください。

さて、明日はラターの4楽章と2楽章をまとめます。

 


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