発表会途中経過
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皆様、御用収まりましたか?私はあと3日です。写真は今年の室内楽発表会の写真です。年取るたびに、一つ一つ経験が増えていくのですが、今年は初めて室内楽の発表会を開催したのがいい経験でした。これを活かして、来年の春の発表会は独奏と室内楽両方一緒に発表会をします。ただでさえ独奏の発表会は、伴奏合わせの時間割をパズルのように組み合わせるのですが、これに室内楽が入るのかと思うと今から武者震いします(笑)はあ。みんなきれいに入るかな。皆様祈ってて下さい。見事にいつものように、ぴた〜っと収まることを。
さて、現在のレッスンの様子ですが、譜読みがほぼ全員終わりました。室内楽の生徒さんたちは自分のパートをどういう風に弾いていくのか、フレージングとか、どの音を強く、どれを短く、語尾はどういうふうに表現するのか、一生懸命勉強中です。ものすごく時間がかかるんですが、レッスンしてて充実感があります。で、気がついたことがあります。すばり、「みんなの耳を育てたほうが速い。」ねええ。これなんで今まで気がつかなかったんでしょうか。ていうか、まさかこんなに聞いてないとは想像しなかったんですよ。私:「そのフレーズの語尾が大きくて不自然ですよね。」生徒:「はい。」もう一回弾くけど変わらない→私:「こっちの音とこっちの音、どっちが小さいほうが自然ですか?」生徒:「最後の音が小さいほうが自然です」もう一回弾くけど変わらない→生徒の弾き真似をして「こうだったら、不自然じゃないですか?」「はい。」「そう弾いてますよ」「えええええ」って私のほうが「ええええええ」です(笑)その時初めて、「そうか!聞こえてないんだ!」と知りました。なんというか、20年以上レッスンしてても、まだまだ日々発見があるんだなと。
まあ聞こえてない時の対処法としては、その1)生徒のモノマネをする その際コロッケさんのように、大げさに真似といて「こんなひどくはないんですけどね」と説明する。その2)目をつぶって弾かせてみる。目から情報が入らないだけど、耳が開いたりします。その3)本当はどういう風に弾きたいと思ってるのか歌わせる「たらら〜」とか、それとも「たやや〜っ」て思ってるのか、「タタタ〜」と思ってるのか、歌い方も含めて表現させたのちに、もう一回弾かせて本当にそう聞こえるか、よく聞かせる。こんな感じでしょうか。
だいぶみんな自然に表現できるようになってきました。さて、あとは人前で弾いて弾いて弾きまくりましょう。ホームコンサートは、30日と合宿一日目夜と、2月11日を予定しています。あと3回ですね。いきなり杉並公会堂というのはまずいですよ。もしも、伴奏合わせや室内楽の合わせの日が、早く終了できて時間があれば、そのあたりもホームコンサートやろうかなと思います。多くて6回、時間割が上手くいかなければ3回ということですね。一回でもいいので、どこかで弾いてくださいね。
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