リズム感をまねる
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12日の合奏公式練習の資料もできたので、またこの本の続きを読んでいます。おもしろ箇所がたくさんあるのですが、第5章のリズム感をまねるヒントの中で、ミラーニューロンの話が出てきて、なるほどなあと唸ったところがあったので、メモ程度のブログです。
幼児期に運動神経を良くするには、運動神経の良い人たちの動きを目の前で見せることが効果的だそうです。「ものまね細胞」と呼ばれる脳のミラーニューロンの働きにより、観るだけで上手になるそうです。極端な話運動しなくても、観ることや思い出すこと、イメージすることだけで、運動能力は高められるそうです。
視覚、聴覚、味覚、臭覚のような感覚には臨界期があるそうですが、運動には臨界期はなく、手の運動は練習すればするほど上手になるそうです。
久保田競さんの本より、以上のようなことを引用したあと、リズムトレーニングはどうしたらいいかということが書かれています。
音楽の場合、CDから流れてくる一流演奏家の演奏に答えが隠されている。それを真似できればいいわけですよね。サラッとデキる人もいれば、何千回聴いても盗めない人もいる。才能と言ってしまえばそれまでですが、そこはミラーニューロンの働きの違いではないか。
日常の不断の観察が大事。それが積み重なって、ある日突然できるそうです。その際、ただ漠然と聴くのではなく、観察して気がついたことを言葉にして書いていくのが大事だそうです。
もうなるほど!!です。少なくとも、一緒に演奏したりなんかしないで黙って1000回は聴くことが大事だそうです。まねるためには、100項目は言葉化できることがだいじとか。
そう言われて、実際素直にやる人とやらない人がいるわけで、その努力の積み重ねが演奏してる時のノリの良さ悪さにつながるんでしょうね。わあ、これうやってみようかな。1000回聴いて、100項目言葉化ですよ。いい音楽聴くって本当に大事ですよね。どうでもいい演奏じゃなくて、本当にいいものを聴かないとですね。人生短いわあ。(笑)
あと、私なりの意見ですが、聴くだけじゃなくて一流の人達がどんな身体の動かし方で演奏してるかで、かなりその「ノリ」みたいなものが見えると思います。映像大事だと思います。弾く前に反対動作をして演奏しなさいっていわれて、義務でやってもそこにノリは出てこないと思うんですよね。いまいまコンクールで一番になった人とかじゃなくて、本当に巨匠中の巨匠の映像をみてほしいなと思います。
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