発表会動画 2)
ピアノ科を合奏の仲間へいざなう
弦楽オーケストラの発表会をするたびに、ピアノ科さんは、さておかれてしまうのが、ずっと気になっていました。ピアノパートがある譜面もあるのですが、ピアノを一台借りるとかなりの経費で、しかも出演できる人は、一人か二人。二人分の会費でもピアノレンタル料と調律代はまかなえません。それに、どうやって、その一人か二人を選ぶのでしょうか?中々難しい問題ですし、イベントを赤字にするのは、教室主宰者として許されないことだと思っているので、今まで一度もしたことがありません。会費的にも弦楽器と変わらずにできて、アンサンブルに参加してもらえたらいいな。
で、今回はパーカッションで参加してもらうというのはどうだろうかと提案をしてみました。もし、誰も賛同しなかったら、また一年間ピアノ科さんピアノの練習に励んでねと思っていましたが、なんと6名の人から手が上がりました。
もし参加してもらうとしたら、きちんとプロの打楽器奏者からもレッスンを受けてもらい、なんちゃってパーカッションじゃなく、ちゃんと音楽の一部としてきちんと参加してほしいと思い色々と企画もしました。
ピアノ科豊永先生にもかなりがんばってもらい、レッスンの半分の時間を、合奏曲の譜読みに付き合ってもらったり、リズムトレーニングをしてもらったり。「ピアノのレッスンなのに、ピアノが進まないんだけど」とクレームがきたら、そのときは私が対応すればいいと思っていましたが、見事に誰からもクレームは来ず、みんな一所懸命取り組んでくれました。
途中、パーカショニスト・和太鼓奏者の赤羽拓真さんに、スティックの持ち方から、姿勢から練習のしかたもレッスンしてもらいました。楽器は赤羽先生と佐藤先生にお借りし、ほとんどの生徒が自分の家に持ち帰って、担当する楽器で練習しました。練習台だけではできない、その楽器をどうやって叩いたらいい音がするのか、研究してきてくれました。それがあったので、指揮者の要求に、広がるような音でとか、こういう音がほしいとか言われたときに、対応できたんですよね。みなさん素晴らしかったです。
そして演奏はこんな感じで。後ろから撮っているので、ちょっとパーカッション大きめです。1分30秒あたりから。
この曲について
この曲はアルゼンチン出身の作曲家、そしてジャズピアニスト、指揮者で、映画音楽をたくさん書いた、ラロ・シフリンの作品です。もう一曲「プリティー・ウーマン」も候補にして、どっちがいいか生徒に選んでもらいました。ちょうど映画がリメイクされたりして、テレビでも耳に良くしていたのでしょう。ミッションがいいということで、こちらに決定。
後ろの方に、パーカッションの8小節の即興が入っています。毎回毎回練習のたびに違っていて、即興だから当たり前なんですが、その時のパッションと雰囲気と会場の空気で演奏してる、一期一会の演奏です。そこもぜひお楽しみ下さい。赤羽さんの許可をいただいています。こんなかっこいいことができるようになるといいですね!ヴァイオリンやヴィオラやチェロやコントラバスにも8小節ずつ回せばよかったですね!
高校生コンビが第1と第2ヴァイオリンのトップをやっています。
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