お教室 震災支援について
皆様こんにちは。今日は3・11。5年前も金曜日だった様に記憶しています。5年前の自分のブログをもう一回読みなおしてみました。ここ。12日土曜日の日記なので、5年前も金曜日ですね。5年という時間が、被災された方々の時薬になっているといいのですが。
お教室は合奏発表会の前でした。ホールも無事、生徒たちも皆無事、それでも実施するかどうかかなり考えました。大事なことは誰にも相談しないで自分でじっくり考えるのですが、この時もそうしたように記憶しています。実施することに決心したあとは、突き進みましたが、その時にせめて募金をさせていただこうと思いこの募金箱を使いました。ご父兄が作ってくださったものです。大事に取ってあったので、今日もう一回出してみました。
震災支援のために、バイオリンランドとピアノランドの著者 樹原涼子先生がピアニストの小原孝さんと毎年開催していらっしゃるコンサートがあります。詳しくはこちら。この日はお教室のホームコンサートの日で伺えないのですが、募金だけでもさせていただこうと思います。支援先は:
今年の支援先は、地元の皆様が音楽で繋がるミニホールを計画中の、気仙沼「すがとよ酒店」。
現在の仮店舗状態から漸く脱却し再スタートするにあたり、ミニホールで使っていただくピアノを贈るためのピンポイント支援です。 ピアノランドホームページより転載
とのこと。音楽を通じて、みんなが集まれる場所を作りたいということなんでしょうね。哀しいことがあったときは、人とのふれあいが救いになることってありますよね。私の母も、60代で父が急死して呆然としているときに、助けてくれたのは地元のお友達でした。母が娘の私に「まだ、連れ合いを亡くしたことのない若いあなたには、きっとこの気持の全部はわからない」と言われました。「まあ、そりゃそうだ。死に別れたことはないよ。」と思いましたが、代わりに話を聞いてくださったのが、同じ未亡人仲間の趣味のお友達で、母はすごく救われたと思います。
そういういろんなことを分かち合えるスペースが気仙沼にできるといいなと思います。そこにあるのは、一台の素敵なピアノの音色だったらもっといいなと思います。私は人生の一大事でいつも音楽に救われてきたので、他の人の人生もそうだったらいいな。
ということで、この募金箱をお教室の廊下に復活させるので、もし生徒さんもよろしければお気持ちちょうだいできますでしょうか?今日のビール我慢して、その分募金へ。そんな気軽な感じでいこうと思います。どうそよろしくお願いします。