発表会その後とこれから
（舞台から見るとこんな感じ）
まだあれから一週間もたってないんですね。レッスンのときに色々感想やらお礼やら伝えていただいています。
そうそう、言い忘れたのですが、今年テレマンの記念年なんですよね。何人かテレマン弾いた生徒さんがいました。テレマンいい曲だったという感想も多く、テレマンの喜んでくれているんじゃないでしょうか。テレマンはアーノンクールの奥様たちが弾いてるのを参考にしました。ガリバーの方は、小人の曲は小人っぽくシャコンヌを、ジーグは巨人がジーグ弾いてるように、笑いを取ったんですが、みんな笑ってくれたかな？（笑）
バイオリンの先生をしているお友達も来てくださり、バロックボウみたいに持つのに挑戦している生徒さんが何人かいらっしゃいましたね。と感想書いてくださっていました。さすがよく観ていらっしゃいます。
今回はバロックの曲も何曲がありましたが、どう弾かせるかかなり悩みました。あれこれ試してもらったりもしました。パッヘルベルのカノンは、マンゼが弾いていたものがNAXOSに入っていて、こういう風に弾くと素敵だなと私も本人も思って挑戦したりしました。
リュリにいたっては、３回位弾き方変えました。コレッリは、パーセルカルテットの演奏を一緒に聴いたりしました。即興にも挑戦しました。はじめは真似ることから始めればいいと思い、まず耳コピして採譜して、自分なりにアレンジ。みたいな段取りです。こうやって教えることがいいのかどうかわかりませんが、まずやってみるというのが大事かなと。
大人の生徒さんたちは、「緊張した。」「ホームコンサートのときよりはしなかった。」「客席が暗かったので集中できた。」それぞれに気持ちは色々だったみたいです。緊張していつもとちがうことをやり始めたけど、なんとか自分たちで出来たことが収穫だったという感想もあり、こういうことが場馴れっていうんだなとちょっとうれしく思いました。
場馴れしてきて、緊張したけどうまくいったというのが、たぶん音楽をやる上で一番理想的かなと思います。全然緊張しない図太い感性というのも、それはそれで音楽家としてどうだろう？と思いますし。（笑）
子どもたちは、みんなのびのびとしていて子どもらしく弾いていました。練習はつまんなかったけど、本番は楽しかったとか言ってました。そりゃ練習つまんないでしょう。できるようになるまではつまんないよ〜。（笑）
さて今後です。うちは年間行事予定表などありません。私がその時その時感じたようにやっていくという、とってもフリーダムな教室です。さすがに発表会は一年前に言い出しますが。カリキュラムは、崩されるためにあるんです。（笑）
まず、この場馴れするという行事を増やすべく、１０月９日月曜日祭日に第１１回ホームコンサートを開催しようと思います。これは夫のアイデアで、この前発表会で弾いた曲をもう一回弾いてみてもいいんじゃないか。同じ曲を何回も何回も人前で弾いていくうちに、場馴れするということもあるかもと。確かに。歌手は持ち歌って持ってますけど、そういう感覚で弾いてみると、また違った感触に出会えるかもしれません。もちろん、これから違う曲練習してもいいですよ。
その後は、１２月３日日曜日にコンチェルト・ケルンの阿部千春さんによる、バロック奏法のワークショップがあります。これは生徒さんのみです。皆さんめちゃくちゃ楽しみにしています。もう数日したら、演奏で参加か聴講で参加か募集かけますね。
そして２月１０，１１、１２日はいつもの日光霧降高原での合宿です。これは昨日楽譜を揃えましたので、皆さん請求してください。申し込み開始は１０月１日です。打ち上げの時に、うちの営業部長（人間の方）が新しい人達にかなり勧誘してくれていました。ありがとうございます。
そして春休み中に、合奏ワークショップをやって最後にまとめて発表して懇親会といういつもの流れです。ここは半年前しか会場が取れないので日程しばしお待ち下さい。発表会デビューした皆様ほか、全員参加できる曲準備中です。
合わせて秋の生徒募集もやります。すでにお一人入会決まりました。新しい流れがまた始まりました。秋は生徒ちゃんたちは学校行事で忙しいのと、大人の人はレジャーなどで留守が多いので、ゆっくりやろうと思います。本もたくさん読みたいし、ガンバも練習したいし、バロックバイオリンもがんばりたいし。チェンバロをお迎えする準備もしないと。
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