弦楽合奏合宿2015@日光霧降高原
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もう恒例行事になりました、合奏合宿に今年も行ってまいりました。毎年、年の始はこの行事からスタートです。宿泊場所は、ペンショントロールの森。フィンチホールという音響の素晴らしいホールが付いています。私は食事が気に入っていて、プライベートで夏にも行ったことがあります。何するわけでもなく、ぼ〜っとバイオリン弾いたり本読んだり滝を見に行ったり、30度超えない避暑地ですごく快適でした。
生徒さんからもペンショントロールの森は、ほこり一つ落ちてない、水回りもすごくきれい、食事が美味しいのはもちろん、ペンションの方もすごく優しいと大好評で、また来年の予約もしてきました。今回病気で来れなくなちゃった生徒さんがきっと来年合宿がないなんて言ったら、ショックを受けるかもしれない!ってみんなが心配していて、私もみんなの来年も是非行きますという言葉に勇気をいただいて予約してきました!
3月に杉並公会堂で独奏と室内楽の発表会をするので、またそれとは別の曲を練習させるのもちょっと大変かなと思いつつ、自分の独奏曲や室内楽の曲に役に立つような合奏レッスンになればいいなと思い、企画しました。一日目の夜には、発表会で弾く曲のプレッシャー大会を兼ねて、中間報告会の意味も込めて、一人ずつ自分の曲を弾きました。いいホールで弾けたので、生徒たちにはいい経験になったと思います。
合奏の方の曲目はパッヘルベルの『シャコンヌ』とタンスマン作曲菊地俊一先生編曲の『ママこっち向いて』より3曲。パッヘルベルは元はオルガン曲でタンスマンの曲は元はピアノ連弾曲だそうですが、もともと弦楽合奏のための曲なんじゃないかっていうくらい、しっくりきます。生徒たちが、こういう曲をもっとやりたいと言っていました。以前やったエルガーの6つのやさしい小品とか、シンプルな曲を深く掘り下げて勉強するのがとても楽しい様子です。音楽の楽しさって、難しい曲をひたすらストイックに練習して音だけ並べましたってという体育会系のノリも、それはそれでいいのかもしれませんが、同じ音でもどういう風に並べてみようかとか、どこに音楽の重心をもっていくのかとか、そのためにはどういう弓配分にしようかとか、そういう悩みが楽しいですし、みんなで出した音楽が素晴らしければ、もう幸せな時間なわけです。
2泊3日、今年も昼休みを長めにとったのですが、皆さんどこにも出かけずず〜っと練習していました。最後に録音もしました。みんなでどうにかして共有できる方法はないか思案中です。写真は、このブログでも少々ご紹介します。
一番上の写真は、生徒ちゃんが夜中に作ってくれた雪だるまです。かわいい♡
何年も通ってますが全然飽きません。私の一番好きなメニューはポトフなんですが、今年出ました!わ〜〜〜い。もうほろほろって感じの柔らかさで、すっごい美味しいんですよ。栃木って美味しいものがたくさんあるんですよね。
お散歩もしました。毎年来てるのでだんだんこの景色が懐かしい風景になってきました。日光霧降高原は、ユリカバイオリンスクールの別荘地となっております(笑)。
食事のBGMがずっと気になっていたのですが、これでした。アルビノーニのトリオソナタですよ。なんというか、いいですよね。すごいいい曲なので何の曲だろうと展示してあるジャケット見に行きましたよ。あとは、みんなで集合写真をとりました。これは、生徒さんだけで見られるようにしますね。
合奏指導は私の中でライフワークだと思っています。合奏こそが音楽の楽しさと深さを伝えられるレッスンだし、合奏ができなければ弦楽器をやってる意味がないと思っています。子どもは小さい頃から、大人は大人からバイオリンを始めてすぐから、コツコツと合奏発表会や合奏練習会などを重ねて、今回は少し花開いてきたなと感じました。上手な生徒を寄せ集めてできた弦楽オケじゃなくて、私が初歩から丁寧に教えてきた生徒たちで、ここまでできるようになったんだと感慨深いものがありました。みんな、音楽と真摯に向き合ってる生徒たちが合奏には集まってくるので、エラそうな人もいないし、謙虚でいい生徒たちです。3月の発表会が終わったら、次は合奏発表会に向けてまた頑張りたいと思います。杉並公会堂の大ホールが当たりますように。みんな念じててくださいね。
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