こうやって曲選びました〜発表会〜

みんな、れんしゅうしてるか〜

 

梅雨らしくなってきた東京です。今日はどんな観点で発表会の曲を選んでいるかのお話です。

小さい生徒たちは、メソードから離れて、いろんな曲を譜読みして自分の好きな曲を選びます。好きな曲を選んだら、全部同じ雰囲気の曲になっちゃった。ってこともあるのですが、好きな曲を弾いてたほうが楽しいし、もう演奏会としてどうかっていうことより、本人が楽しいようにしています。

大人のベテラン勢は、自分で選んできます。絶対誰も知らない曲を選ぶとか燃えてる生徒さんもいますし、ずっとずっと憧れてたこの曲を演奏するという生徒さんもいらっしゃいます。曲選んでいるときって本当に幸せですよね。

バイオリンをやってると、どうしてもテキストの何巻に載ってるからあの生徒は進んでいるとか、何巻にのってるから難しいとか、そういう目で曲を見がちですが、そういうことはあまり生徒たちに気にしないようにさせています。自分に合ってる曲。自分が表現しやすい曲を探す。これを機会にバイオリンの曲を色々調べてみる。聴いてみる。そういうことが発表会の副産物としてあるのではと思います。なので、本人に必ず何を弾きたいか質問しています。

それに曲の難度なんてあってないようなもので、どんなシンプルな楽譜の曲でも、ちゃんと表現できるのは力量が必要です。難しすぎる曲をただ音並べただけで終わるなんて、せっかく楽しみでやってるのに残念じゃないですか。そんな事はさせないように選曲しています。

発表会の曲はテキストから選ばないし、というかそもそもバイオリンランドのテキストとエチュードやセブシックやスケールの教本以外は持ってない子が多いので、何巻に載ってるとか知らないのですよ。(笑)そういう観点じゃなくて、今勉強中の曲のどんなところが好きなのか感じながら、練習している今、一番好きになって弾いてほしいです。

さて、テキスト持ってないんだったらどうするの?ということですが、私が持っている楽譜からいくつか提案して貸してあげたり、本人が好きな版を買ってきたりします。

長年、時間ができるとアカデミアやヤマハに伺っては目新しいものがあれば購入してきました。あんまり考えたくないですが、300冊から400冊はあるので100万は使ってると思います。は〜。この記事書く前に、100冊くらいかな?と思って、書棚を確認しにいったら、とんでもなかったです。(笑)もしかしたら、もっとあるかな?消えていった諭吉さんを考えるのが嫌なのでやめておきます。

買ってみて、これは良かったっていうものもありますし、全然使ってないな、出番ないしという楽譜もあります。最近は、海外から直接ネットで取り寄せもできるし、国内でも家でポチッとボタンを押すと、翌日には届くという便利な世の中になりました。これだけあれば、きっと事足りるかなと思うのですが、毎月新刊情報を読むと、わあ欲しいなとついポチッとボタンを押してしまいます。滅多に演奏されない曲も、みんなに弾いてもらって喜んでるのではと思います。

 

 

 

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