お弾き初めの会 終了しました!
◯今年の目標とともにはじまりました
皆様大変ご無沙汰しております。今年初のブログが1月の末日という、恐ろしい幕開けになってしまいました。どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。皆様にとって、健やかな、安寧な一年になりますように、心よりお祈りしております。
さて、年末年始にあまり行事はやりたくないのですが、昨年ピアノ科さんの発表会がまったくなかったので、年のはじめに「お弾き初めの会」と称して、小さな発表会を開催いたしました。
年末年始は、生徒さん方もお忙しいですし、教室はなぜか年が改まると、問い合わせが殺到しますし、その対応と発表会準備と、ちょっと泣きそうになりながら準備しておりました。次回からは、発表会月は体験レッスンお断りしようと思います。がんばれば、なんでもできそうに思うのは、私のだめなところですね。
お弾き初めといえば、今年の抱負です!小さい頃、お屠蘇をいただきながら、正座して父に今年の目標を発表していたことを思い出します。演奏の前に、各自生徒さんたちに、今年の目標を言っていただきました。
制限時間15秒!特に鐘はならしませんけど。笑)
どの目標も本当に素敵だったのですが、代表して3つご紹介させてください。録画してないので、一字一句間違いのないようにご紹介できないのですが、大筋でご紹介させてください。
☆ピアノ科さん父子で頑張っている生徒さん親子。
生徒ちゃん「パパが弾いてる曲を弾けるようにがんばりたいです」
パパ「毎日、コツコツと練習をがんばります。娘に、練習しなさいとネチネチと言わないように心がけます」
私の父が生きてたら90歳ですが、その父がよく「やってみせ、言って聞かせてさせてみて ほめてやらねば人は育たじ」って言っていました。(古い話ですみません)
まさに、パパが練習をやってみせて、楽しんでる姿を見せているのが、お嬢ちゃんの目標になっているなんて、素敵です!
☆バイオリン科大人の生徒さん
「今年は家族が増え、生活ががらりと変わります。ここで頑張りますというと、つらくなりそうなので、細く長く続けます。とはいえ、夏の発表会にもエントリーしています。家族の協力をいただいて、ぜひ頑張りたいです。」
女性が自分を貫くのは今の時代でも大変な事が多いと思います。こうやって、好きなことを続けることが、きっとお子さんにも良い影響を与えると信じています。自分が我慢したことや、果たせなかったことを子どもに託すというのが、私の親の世代でしたが、女性に限らず大人たちが、自分のやりたいことをやってこそ、子どもは未来に希望を持つんじゃないでしょうか。「こんな楽しそうな大人になりたい!」って、子どもに思ってもらえるような大人でいるのが、私の目標です。
◯聞かせどころを演出する
私自身も、毎年独奏の発表会を企画していないので、時間が空くと指導の勘が鈍っていくのですが、今回も指導しながら色々と思い出してきました。
発表会だからこそできる指導というのがあります。
まず一点目は、真剣勝負。
よく、私とつきあいの長い生徒ちゃんたちが、先生の角が出ないように練習しなくちゃって、冗談めかして言っていますが、まさに、先生もどれだけ真剣にやってるのかというのを、見せないといけません。一ヶ月前に通せないとか、ありえないわけです。私としては。やっとこさ弾けるような曲を、わざわざ楽しみに来てくれたお客様に、聞かせるわけにはいきません。
もちろん、緊張して、いつもよりうまくいかなかったということに関しては、別の話で、対策を一緒に考えはしますが、責めたりはしません。
そして、少々厳しくしてもついてきてくれて、頑張ってくれるのは、発表会前だけです。いつもいつも、厳しいだけでは、生徒はついてきません。指導のメリハリが大事だと思ってやっています。
2点目は、聞かせどころを演出してあげる。
どんな曲にも、ヤマとかサビとか、素敵なところが隠れています。それを解説してそこをアピールしてもらえるように指導する。アゴーギグでも強弱でもなんでもいいと思います。今回も、ひとりひとりにそんな場面を作ったつもりです。聴いてる方も、弾いてる方も、盛り上がりがある方が楽しいですし、本番終わって、拍手喝采を浴びて、生徒ちゃんたちは嬉しそうでした。
3点目は、普段のレッスンが舞台に出る
普段のレッスンの様子が、舞台でも出ると思っています。どんなに着飾ったところで、普段のレッスンがきちんとしていなければ、ボロが出るものです。
まあ、発表会前だけじゃなく、いつものレッスンが大事って、身も蓋もないことになるのですが、いつも先生が言った通りにだけ弾かせてて、いきなり自分らしく演奏しなさいなんて言ったところで無理ですし、舞台の上ではきちんと礼儀正しくなんて言ったところで、普段のレッスンでまったく先生がその生徒を制御不能でしたら、無理な話です。
今回は、直前にぐずる生徒もいませんでしたし、みんなが伸び伸びと楽しそうに弾いていたのが、何よりうれしかったです。そして、みんながそれなりに成功体験を持って帰れたことが、収穫だったと思います。
発表会は、当日のスポットライトを浴びている時間なんてほんの一部のことで、それより、それまでに準備する過程が欲しくて、企画するものです。少なくとも私はそうです。
夏には室内楽の発表会を企画しています。ピアノ伴奏付きの独奏もあります。古楽の合奏もあります。弦楽オーケストラも、小さい編成でやります。教室始まって以来の、すべて体験できる発表会です。成功するかどうかは、私の調整能力にかかっています。なぜかわかりませんが、そういうことはできるような気がするんです。笑)
大人の生徒さんたちが、本当に楽しそうに曲を選んでいらして、本当に皆さん音楽がお好きなんだなと思います。今度は広い会場なので、ブログでもご紹介できたらと思います。お楽しみに!
追記:最後に懇親会もイルフェリーチェで開催しました。小中高生含む14人集まりました!いやあ楽しかったです。
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