講師研修終わりました
土日に問い合わせが集中した今年度の申し込みシーズン。重たい重たい腰をあげて、ついに新しい先生をお迎えすることになりました。他の楽器とソルフェージュの先生には、もちろん私には教えられないので来てもらっていたのですが、バイオリン、ビオラは私が教えられるのに、他に先生にお願いするということについては、「そんなに無理しないで、できる範囲でやればいいのでは?」と何度も思ったのですが、行事参加者が増えないと、この先行事が小規模化されていくかもしれない。でも杉並公会堂大ホール発表会は続けていきたい。少人数でもやれば?ってことにもなりますが、ひとりの会費の負担が増えますし。ひとり会議の結果、「ここは、私ががんばればいいのだ」ということになりました。(行事に参加する生徒さんだけ、募集しているわけではないのでご安心を)
違う先生が二人いるせいで、色々と指導方針がちがってしまったり、回数制で日曜日に入りたい人は、時々先生が変わったせいで混乱する。ということがないようにするには、どうしたら良いだろうと思い、まず研修資料を作りました。約13000文字。まだ抜けてるところもありますが、私のレッスンへの思いなどをつづりました。
序章:レッスンについての考え方
1レッスンで養っていく事柄
2レッスンとはどんな場であるか
3教師の立場
4二段階導入法
第一章:第一巻で身につけること
1読譜について
2楽器演奏について
3ききとり
4アンサンブルする力
第二章:第二巻で身につけること
第三章:第三巻で身につけること
第四章:アンサンブルレッスンについて
1入門者のレッスン
2中上級者のレッスン
第五章:授業案と具体的なレッスン事例
第六章:カルテのつけかた
1ツールについて
2書き込む項目
第七章:体験レッスンについて
1大人のレッスン:これからバイオリンを始める
2大人のレッスン:以前にバイオリンをやっていた
次に、生徒のレッスンの様子を生徒に協力してもらって動画を撮りました。およそ10本くらい撮れたと思います。その中で、今役に立ちそうと思われるものを選んで見てもらいました。そこで何か具体的に教室の指導方針で疑問がわけば書いて、それをまた送り返してもらうという形です。pagesで「レッスンレポート」という書類を作り送りました。私がレッスンでこういうことをしています。という要約です。
6番で注意したこと:6小節目のフィスで音程が悪かった。指をくっつけているもしくは、1の指を低い1番(−1)の場所においているので、指の形で注意
こんな感じです。先生も早速pagesのアプリを入れてくれて、疑問点など送り返してくださいました。
そして最後にやったことは、私のレッスンを見せる。生徒は夫。夫にはじめてうちに来た生徒になってもらったり、はじめて左手をつけて勉強する生徒になってもらったりして、レッスンするところを見てもらいました。
また、先生自身にも色々方針があるとは思うのですが、まずは教室の方針通りにやってもらうということを徹底していけたらと思っています。演奏する力も教える力もある先生です。先生の良さもたくさん発揮してもらえるように、のびのびと自由にやってもらえるところも、たくさん残しておきつつ、根幹のところは一致している。ということを目標にしています。
最後に生徒のカルテも共有するにはどうしたらいいかな。と思い、Numbersをこれからも使っていくようにしました。お互い自分のカルテを付けたら、今日はこういうレッスンでしたが、次回先生こういうところをよろしくね。と言うようなことを確認しあって、メールで申し送りをしながら、二人で見ていければ最高にレッスンがはかどると思います。回数制で入りたくても、空き時間がないじゃない!と生徒さんにたくさんご不便おかけしてきました。これからはそんなことも減っていくのではと思っています。
5月から釜野先生の回数制レッスン予約できます。月謝制でご入会の生徒さんも募集中です。お問い合わせお待ちしています。
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