第3回室内楽発表会リハーサル　第一弾

2021年3月23日 / 最終更新日 : 2021年3月23日辻有里香

やれやれ、しらないひとたち、かえったにゃ。おなかペコペコだにゃ。（ピート）

あまりに3階に閉じ込めたのが長くて、自分でドアを開けられるジェニーは脱走していました。笑）

昨年の発表会は延期

本当は昨年9月に実施する予定だったピアノの発表会と室内楽の発表会。7ヶ月延期でやっと実施する運びとなりました。無料で延期を快諾してくださった会場にパッサージュの皆様には、心より感謝申し上げます。

18歳のときから、アルバイトでバイオリンを教えはじめてから、35年くらい？一度も行事を延期も中止もしたことがないのと、必ず1円でもいいので黒字にして終わらせるというのをモットーにしていますが、はじめての延期。結果的に、この延期は良かったなと思っています。

理由は色々ありますが、まず昨年の自粛あけは、子どもも大人も疲れ切っていました。学校が急に始まったり、なれない分散登校だったり、リモート学習のせいで宿題が多量になったり。もちろん、やりたいかどうか生徒本人たちにも聞きましたが、これ以上負担を増やしたら疲れ切ってしまうなと思ったのが、一番の理由です。

無理やりやればやれたかもしれませんが、あの決断は自分の中で、結構気に入っています。

自粛期間が長くなったことで、防止策もかなり分かってきましたし、今年はなんとしても昨年の分をまずはきっちりと無事に終わらせたいと思います。

第一回リハーサル

リスク回避で、いつも2回ずつリハーサルをするのですが、今回は生徒同士の場合は2回、それ以外は一回というリハーサル回数です。そして、3月21日日曜日に、第一回目のリハーサルを開催しました。

生徒同士ということは、アマチュアさん同士ということですよね。なかなかこれが曲者です。笑）ですが、定期的にずっと練習していたんですよ。室内楽の定期的なレッスンを何ヶ月か続けたところでコロナに。久しぶりに集まった皆さん、断然上手になっていて一安心です。あとは、足りなかったところは、お互いのレッスンにお邪魔して、一緒に練習しましょうということになりました。

合奏のレッスンは、私自身が久しぶりで、ずっと集中していました。やはり一分たりとも無駄にしたくないじゃないですか。限りある時間で、どこまで絡み合っている糸をほどいたり、聴かせどころを作ってあげたり、わかりにくいところは、きっかけになる音を聴いてもらったり。何をどう説明すればうまくまとまるのか、限られた時間で指摘していくのは、中々神経を使います。

前回のこの室内楽発表会のときは、私はほぼ聞き役で、外からスコアを見ながら交通整理をしていればよかったのですが、今回は全曲自分も弾いて、その上で色々整理していかにといけないので、そこのハードルが中々高かったです。

練習は、みんなでマスクして、写真みたいな仕切りを作って行いました。迷路みたいです。

さて、第2回目と生徒と先生で組むカルテットは、発表会一週間前の一発勝負です！準備万端でがんばりましょう。