第2回修学旅行〜札幌時計台公演〜 その1
◯スケジュール
予告通り、ご家族も講師も入れて総勢32名で、北海道行って参りました!
北海道は、灼熱の北海道で、沖縄より暑いとか、最高気温更新したとか、ニュースで大騒ぎしておりましたが、みんな元気に帰京しています。
暑かったんですよ。確かに。でも、東京のアスファルト地獄に比べたら、やはり木陰は涼しいし、大都会ですが、公園もたくさんあって、やはり自然があると涼しいんだなと思いました。
8月22日火曜日 午後1時に キタラの大リハーサル室で練習。→午後4時に終了して→午後5時30分に時計台へ移動して、再集合→午後6時30分ころ開演しました。
第一回の修学旅行ウィーンのときもそうでしたが、とにかく「集まりのいい集団」ということで、添乗員さんにも、毎回褒めていただいていましたが、今回も、みんな各自好きな方法で集まってくるのですが、一部の人をのぞいて、時間通りに集まりました。
そして、あっという間のセッティング。みんな素晴らしい!付き添いのご家族も、一緒にセッティング、リセッティング率先してやってくださり、あっという間に開演できました。
合奏が好きで集まっているメンバーなので、やはり、こうなりますよね。みんな暑いのも、疲れているのも同じですが、じゃんじゃん働いてくださいます。協力して音を出すのが好きなので、協力して何かをやる、おしゃべりをするというのが好きなメンバーです。
私うまいから、こういう下働きはやらないの。とかいうメンバーとか、点数稼がないと!みたいな生徒さんがいないんですね。まあ、そんな人いないと思いますが。笑)音を出す前から、合わせようとする気持ちがあるのが、とてもよく分かります。気持ちのいいメンバーです。
◯時計台のひびき
本来は、本番のある場所でリハーサルをするべきなのですが、時計台をお借りできるのが、午後5時30分から。当然、リハーサルする時間はないので、キタラをお借りしました。大リハーサル室の天井も高くて、まるでホールのような響きでした。
多分、響きが柔らかすぎて、指揮者の先生のもう少しはっきりという指示をいただいたのですが、なるほどなと思いました。
そして移動して、時計台へ。降り番の生徒さんが聴いてくださって、ヨーロッパの教会で聴いているみたいだった。弦の柔らかい響きによく合うホールだったと仰ってくださっていました。
弾いてる方としては、となりのパートの音が、もやもやしないでよく聞こえてくるけど、溶け合って柔らかく聞こえてきて、とても楽しく弾けました。ただし、後方の生徒さんは前の音がよく聞こえなかったというお声も。なるほど。なんか聞こえ方が、場所にもよるんですね。
あと、人数が前回よりコンパクトだったのも良かったです。弦合奏に適した人数というのが、もしかしてあるのかなと思いました。
主催者側の私としては、とにかくたくさんの生徒に経験してほしいなと思って、出たいと言ったらどんどん出してしまうのですが、多すぎても合わせにくいんだなと。でも、人数制限してたら、下の年齢の子達がなかなか出られなくて、育たないですよね。悩ましいです。
ホールがこういう響きだったら、こう弾いた方がいいとか、色々あるんだなあと、この年にして少しずつ考えるようになりました。もっと色んなホールで弾いてみたいです。
◯こんな旅でした
旅行は大好きなんですが、集団行動があまり好きではないので、団体旅行が嫌いです。笑)今、これは食べたくないのよ。とか、この観光地は特に興味ないのに・・・。とか、色々ありますよね。バス旅とか、楽でいいんだろうなと思うのですが、生徒さんには私の趣味に付き合っていただき、個人旅行だけど、一日だけみんなで集まる。という旅行です。会えないときは、LINEグループを作って情報交換しました。
Facebookで、生徒同士交流したい生徒さんは、非公開グループを作っているのですが、そこでグループライン希望者だけ募って、20名ほどでグループ作って交流しました。ただし、友達申請はしないという約束にしました。
北海道在住の方や、北海道出身の方や、かつて住んでましたという方もいらっしゃるので、「三越と大丸とレストラン街どっちがおすすめですか?」とか尋ねると、こっちですよ〜とか、オススメしてくださいます。
以前、どこかのカルテット奏者4名のおじさまたちが、「普段は4人で遊んだりするんですか?」というインタビューの質問で、「全く休日の過ごし方が違うので、釣りをする者、読書する者、ほとんど練習以外で会わない」という話をされていて、「へええ」と思ったことがあります。
まさに、それぞれの時間を尊重して、でも合わせるときにはすごくきちんと合うなんて、理想ですよね。ずっと人と一緒にいるのも、気疲れしますし、いい感じの距離感で、みんなに楽しんでもらえればいいなと思いました。でも、一人参加の人も、これ美味しかった〜とか、誰かに言いたいときは、LINEで。笑)みたいなかんじです。
LINEで、凄まじい勢いで会話がつながっていくので、男性生徒さんは私達女性のおしゃべりに、若干引き気味でした。エレベーターが満員だと、階段で!と言って譲ってくださる、素敵な男性陣です。ジェントルマンでかっこいいです!
次回は、北海道公演だけのサプライズの出し物とか、北海道の美味しかったもの、素敵だった景色を、写真を織り交ぜてお届けでしたいと思います。
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