ムジークフロー特別演奏会に出演しました
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怒涛の年末を送っているユリカ先生です。皆様いかがお過ごしですか?昨日23日祭日に、東京ムジークフロー特別演奏会 2014 に出演してきました。お世話になっている大好きな先生の指揮で、メンデルスゾーンのスコットランドが弾けるとお聞きし、わあ、どうしよう。2014年の後期は、ウィーンにも行くことにしてるし、伴奏合わせで土日は3回ほど休みにしてあるし、しかも、合宿にも連れて行くし、スケジュールパンパンだな。と思いつつも、つい、お手伝いさせていただきますとお返事してしまいました(笑)お手伝いになったかどうかはさておき、ものすごく幸せな一日でした。
今日も昨日の余韻が残ってて、ずっと頭のなかはスコットランドです。さて、その他のプログラムは
ベルリオーズ作曲 序曲「ローマの謝肉祭」
ミヨー作曲 プロヴァンス組曲
メンデルスゾーン作曲 交響曲第3番 スコットランド
以上3曲とクリスマスの曲のメドレーでした。団長さんのプログラムのご挨拶でローマから南仏を経てスコットランドに至る「時空を超えた2700㎞の旅」と表現されていましたが、まさにそんな感じの面白いプログラムでした。ミヨーの曲は学生の時にバイオリンの二重奏を友人と遊びで合わせたことがあるくらいで、全く未知の作曲家でした。復調と言って、同時に複数の調を混ぜて作曲してある曲です。ありえない響きが練習しているうちにだんだん楽しくなってきました。先生がここはフランスのシャンソンのようなところだねとか、色んな例えをなさって、どんどん曲が解明されていくのが面白かったです。
ベルリオーズは、管楽器大活躍の曲で、初めて聞きに来てくれた生徒ちゃんが、ものすごく気に入ってくれたそうです。初めてのオーケストラ体験、楽しいものになってくれて良かったです。前回もそうですが、今回も生徒さんがたくさん聴きに来てくれました。ありがとうございました。先生が弾くんだったら行こうかなと思って、それをきっかけに演奏会に通ったり、CDを買ったり、好きな曲ができたり、なんか変化があればうれしいです。
スコットランドは、まあ、個人的な反省は本当に色々あるんですが、聴きに来てくださった方が「先生の弾いてる姿が美しかった」とメールしてくださって(勝手に引用してすみません)やっぱり、もっと本番やらないとなと思っている所です。演奏って土日が多いので、ついついお断りすることが多く、今回もこの演奏会の練習中に2月の本番のお話をいただいたのに、どうしても伴奏合わせの日で都合がつかず、なくなくお断りしました。
話がそれましたが、イタリアの真っ青な空から、フランス南仏の暖かな空気を通って、どんよりと曇ったスコットランドの空に変化した。そんな3曲めで、絶望したかと思うと最後は喜びに満ちて終わるという、カタルシスの感じがベートーベンの第9番を思い出すような曲で、しかもメンデルスゾーンの紡ぐ旋律が美しいことこの上なく、 練習中自分の不出来は棚に上げ、何度もはっと感動しました。ちょっとうるさいなんちゃって評論家の夫は、弦楽器がすごくよかった。と絶賛してくれましたが、まあ身内なので話半分に聞いておくことにします。でも、たまに褒められるとうれしいです。勉強のためにいろんな人のスコットランドを聴いてみましたが、ブリュッヘンのスコットランドが一番好きでした。あ、2番だ。一番好きなのは先生の棒のスコットランドだ!スピーチでも思わず口走ってしまいましたが、音楽やっててよかったな。しかもViolaを弾ける自分で本当によかったと思った、幸福な一日でした。
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