練習できてないときに、レッスンに行くとどうなるか。

violino

 

 


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皆様、連休楽しくお過ごしですか?私も楽しく過ごしています。超楽しいです。まあ、その辺りはFacebookで。(笑)

先日、大人の生徒さんが練習ができないほど忙しいので、とりあえず退会したいという申し出をいただきました。よくある話なので、一応「練習出来てなくても大丈夫ですよ。もし、社交辞令じゃなくて本当にレッスンは気に入ってるんだけど、練習ができないということだったら、回数制にも変更できます」というようなお話をさせていただきました。そしたら、辞めたくはないので回数制にということで、話がまとまりました。

女子に多いんですが、レッスン=練習の成果を聴いてもらう と思ってる方が多いので、練習してないんだったらレッスン行く意味ないよねと思われるみたいです。私は私で、「忙しいのでレッスン辞めます」というのは、私に気を使ってくださって、本当は私のレッスンを続ける価値を見出さないので辞めます。というのを、やんわり言ってくださってるんだろうなと思って、「そうですか。」とこれまで何も引き止めることもなく聞いてきましたが、「もしかしたらそうじゃないのかも。」とその時にふと思いました。もしかしたら、本当に忙しくて、通いたいけど私に悪いよなとか思っていらっしゃったのかもしれません。

特に、中上級で練習量がそれなりに必要な方がそういう傾向があって、私は上級者を教えるのに、あんまり向いてないのかな?とか、そんなことを思った時期もあるのですが、もしかしたら、「練習出来てなくても、価値あるレッスンができる」というところを、全面に宣伝していなかった私がいけないんじゃないかと。

生徒が練習していない時に、先生が予習して準備していたレッスンとは違うレッスンをしないといけない。という状況で、価値あるレッスンができる先生というのが、本当に実力のある先生なんじゃないかと思います。「練習してないなら帰りなさい。」というのは、例えば子どもの「しつけ」という観点で、そうしたほうがいいこともあることもあるのかもしれませんが、私は一度もそういうことはしたことはないし、それなりに実のあることをさせています。大人の生徒さんにも、具体的に何か習いたいことないか聞いて、レッスンしたりもしますし、じゃあ、今日はソルフェージュやってみませんかっていってやることもありますし、新し曲だったら一緒に譜読みをしたりもします。一から譜読みを先生とやるチャンスってなかなかないと思うので、いいチャンスだったりします。それこそ、先生の腕の見せ所です。もし、練習してこない生徒には教える内容がないと思っている先生がいたとしたら、それは教える実力が少し足りないし、単に生徒にジャッジを下して満足してる、丸付けマシンでしかないのかもと思います。

私が習ってる先生方は、すごいですよ。私がどんなに練習が足りてなくても、毎回すごい発見を下さいます。うわあ、やられたな。といつも感服します。それでこそ先生だろうと思うわけです。練習出来てない生徒がレッスンに来たら、先生魂に火がつきますね。よし、今日は本質的なことをやろうじゃないの。とか思うわけです。というわけで、練習出来てなくて悪いなあって思って、ずっと回数制の予約ができないでいるパソコン前のそこのあなた。どうぞ気楽に予約してください。(笑)ネタはたくさんあります。(爆)

 


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