発表会の選曲中
来年の発表会は・・・
おっと、失礼。にゃん太くんのあくびの写真から、すみません。
本日休校日で、のんびりこんな感じで過ごしています。すっかりブログの更新が滞っていますが、何故忙しかったかは、来週以降お伝えできるかと思います!
さて、現在のお教室の様子は、なんと言っても今年の9月に開催する予定だった発表会ですが、延期をして、来年の4月に開催すべく、もう一回申し込みをしてもらい、本日参加メンバー確定しました。こちらの方は、入門クラスの生徒さん以外は、だいたい曲も決まっています。
選曲中なのは、来年の冬に開催したいなとひっそり思っている、独奏演奏の発表会です。専属ピアニスト堤先生に伴奏をお願いして、独奏に挑戦する会です。
冬になると、こんな感じですし、12月開催はリスキーかな?とまだもんもんと悩んでおります。できるという前提で、春の室内楽の曲が譜読みが終わった生徒さんたちは、独奏の譜読みに取り掛かっております。
今弾きたい気分の曲は?自分が好きな方向は?
何度かこのブログにも、選曲の様子をご紹介していますが、小さい頃は曲も知りませんし、私が何曲か選択肢を与えて、選んでもらいます。
その場で、その曲の抜粋部分を弾いて、こっちとこっちどっちがいい?方式です。そうすると、だんだん曲の傾向がわかります。難しそうとか、やさしそうとか、そういう観点で見る子もいますが、ワクワクする感じが好きとか、すごくきれいだと思ったとか、理由を尋ねると、その子なりの理由がちゃんとあります。
あとすごくわかりやすい傾向がある子もいます。絶対長調の曲しか選ばないとか、ゆっくりカンタービレな曲しか選ばないとか、少し民族色の感じられる曲じゃないと、かっこいいって言ってくれない子とか、どんなに小さくて、同じ先生に習っているのに、それぞれ個性があるんだなと思います。
どんなジャンルを選んでくれても、その子の選択は尊重するようにしますが、レベルが合ってない曲だけは与えないように気をつけています。難しすぎても、きっと頑張るだろうと大人は思いがちですが、頑張ろうにも、手順を踏んでいなければ苦しいことのみが多い修行になってしまいます。
全員バイオリンランドでまずは始めるので、そのどのあたりを進んでいるかで、できることもわかりますし、(スラーはまだとか、ポジション移動はまだとか、4の指はこれからとか)たいへん助かっています。
一人に付き、4,5曲候補にまずしてあるので、選ばれなかった曲は他のこの選択肢になったり、そのあたりの調整が、パズルのようです。
自分が好きなものって?
こんな手間暇かけて、曲を選ばせなくても、先生がこれってものを与えれば、もっと合理的なのにというご意見もあるかと思いますが、せっかく音楽をやっているのだし、自分が好きな音楽ってどういうのかな?って考えたり、選んだり、調べたりする時間って、貴重じゃないかな?と思います。
それによって、曲も覚えますし、少なくとも、自分がすごく気に入った例えば「ヘンデル」って、どんな人だろう?他にどんな曲作ってるんだろう?とか、興味が湧くんじゃないかと思います。
この、学校の成績には一ミリも役に立たない作業が、大人になってからの、楽しい音楽との時間を過ごせる、一歩につながるんじゃないかなと思います。
先日生徒ちゃんが「わあ、最近こういうゆったりした曲好きになってきた!」って、ビバルディーの緩徐楽章を弾き終わって、めちゃくちゃ楽しそうに報告していました。
「そう言えば、昔はちょっと民族色の入った曲が好きだったよね。最近は、Wくんがそういう曲好きって言ってるよ。」とか、そんな会話をして別れました。
教室には、400冊以上の楽譜が、いまかいまかと出番を待っています。生徒の世界をどんどん広げてあげられるように、私も色んな曲に興味を持ち続けたいと思います。楽譜もまだまだ、いっぱい収集したいです。時々神保町やヤマハやアカデミアにも出没したいと思います!
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