マタイ受難曲を聴いてきました

2022年4月19日 / 最終更新日 : 2022年4月21日辻有里香

◯最近の私

コロナになってから、何をやるのも意を決してという感じになりました。でも、私自身は、もうかなり普通に生活しています。ワクチンも無料で打たせてもらったし、これからは社会全体も経済の復興に向けていくのかもしれません。電車もかなり混んでいます。とはいえ、持病のある方は、まだまだ不便な生活ですね。

最近は、発表会の準備練習その一段で、ワークショップを開催するので、その準備中です。

全員が、発表会やりますよって言ったら、ハイ分かりました！楽しいし出る出る〜！ってお返事してくれれば、私もとても楽なのですが笑）、事情もそれぞれで、他の習い事の方がプライオリティーが高かったりすると、そちらの発表会が決まって、日程が重ならなかったらとか、勇気が出ないから出るまで待ってくれとか、そのたびに名簿とプルト表を書き直したりして、もう色々事務作業で間違いだらけです。しかも、今回はギリギリまで、どこのホールが当たるかわからず、何日かわからないと手を挙げないという慎重派の方もいますし。私が一発でホールに当たらなかったのが悪いのですが、まあ、てんやわんやです。

なんでもメールで返信して証拠を残してもらっているのですが、口頭でしか返事をしてなくて、メールが来てなくて、その人の名前がなかったり、単純にあとから来たメールを読んでるのに名簿に入れてなかったり。名簿も、曲別と単なる名簿と2つあるので、どっちかにしか入ってなかったり。

3年前より、明らかにカンが鈍っていて、時間もかかるし、記憶力も落ちてるし、もう記憶力あてにできる人数じゃなかったり。笑）これから一年間、大丈夫かな？とひたすら自分が心配です。しっかり者の、お母様方や大人の生徒さん方にまたお世話になることになりそうです。そうですよ。うちには、バリキャリのお母様方（あ、お父さんも）や、仕事できるビジネスパーソンがたくさんいらして、すごい助けてくださいます。こういう私みたいにできない人を、会社でも救っていらっしゃるんだろうな。メールももっとチャート式みたいなかんじで、書こうかな。ちゃんと読んでもらわないことには、話にならないのですよ。

◯演奏会に行こう

日常を取り戻す企画、「演奏会に行こう」です。ちょっと時期を見余ってしまい、こんな忙しい中行くことになるとは・・・。笑）3時間ちょっとの演奏会の間、スマホの電源もちろん切ってるわけですが、まあ、メールの嵐になっていました。

いやあ、本当に2年ぶりくらいのホールでのコンサート。感動しました。でも、周りの皆さん、普通にずっと通っていらっしゃったみたいで、自粛してたのは、私だけだった？みたいな感じがしました。

信仰をお持ちの方は、季節になったらマタイ受難曲を聞かないと、春がめぐってこないんでしょうね。

エヴァンゲリスト：トマス・ホッブス　イエス：加耒徹　もちろん指揮は、鈴木雅明、オルガンは大塚直哉、チェンバロは、明らかに鈴木優人だった気がしますが、なぜかプログラムにお名前見当たらなかったです。笑）なぜ？コンサートマスターは、若松夏美と高田あずみ。敬称略で失礼しました。

こんなに日本に、古楽を演奏するプロの方がいらっしゃるんですね。私的には、エヴァンゲリストとイエスの加耒徹さんの声にすごいしびれました。

「憐れみ給え」は、何度聴いても涙が出ます。聖トーマス教会で聴いた、ゲヴァントハウスを思い出しつつ、あの日はあまりの感動に、夜中に自分が寝ながら歌っていた歌に、目が冷めました。寝言ならぬ、寝歌？こんな素晴らしいものを作ってくれたバッハと復活してくれたメンデルスゾーンに、お礼を言いたいです。そして、コロナで日本でも聴けることに感謝です。バッハ・コレギウム・ジャパンがあるからこそですね。

演奏会に行っていただく、コンサートのチラシを見ては、次に行くものを楽しみに決めていましたが、今はチラシも少なくなりましたね。その中で、サイモン・ラトルとロンドン交響楽団の10月の公演を見つけました。日曜日なので、日程調整難しいかもな。とりあえずチェック。

そして次なる演奏会は、上野文化会館での、平崎真弓とギエルミとのデュオ・リサイタルです。もうそろそろチケット到着するかな？すごく楽しみにしています。