ギエルミアンサンブル行ってきました
昨夜ギエルミアンサンブルの公演に行ってまいりました。イタリアのオルガニストロレンツォ・ギエルミ ガンバ奏者の弟のヴィットリオ・ギエルミ ロレンツォのお嬢さんのアンナ・マッダレーナ・ギエルミ(バロックバイオリン)とコンチェルト・ケルンのコンサートマスター 平崎真弓さんというメンバーで構成されています。
昨夜のプログラムは「天使と悪魔」というタイトルがついています。
曲目は
J.S.バッハ ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ 第2番ニ長調 BWV1028
同じくバッハ トリオ・ソナタ ト長調(オルガンのためのトリオソナタ第6番 BWV530)
コレッリ作曲 バイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調OP5-1
マレ作曲 プレリュード ホ短調 宝石のロンドー
フォルクレ作曲 パッシーの鐘 ルクレール シャコンヌ:ラ・ビュイソン
ヴィヴァルディ作曲 2つのバイオリンと通奏低音のためのソナタ«ラ・フォリア»ニ短調 Op.1-12
天使がマレで、悪魔がフォルクレだそうです。なるほど・・・。
マタイ受難の中のガンバソロとか、そういう感じでガンバを聴くことはありましたが、こんなにずっとガンバが主役の演奏会ははじめてでした。ちょっとだけかじってるガンバ。やってるとは言えないレベルの私ですが、すごいですね。隣の弦に全然触らないで弾けるものなんですね〜。そして、音がちゃんとソロトーンで聞こえてくるのにもびっくりしました。チェンバロと音量がちゃんとバランスが取れていて、チェンバロって本来こういうアンサンブルのためにあるものなんだなあと。
最後のラ・フォリアでは、バイオリンが二本とチェンバロにガンバの通奏低音という全員でのアンサンブルなんですが、4人しかいないのに、すごいパワーに圧倒されました。今、バロックボウでどんなボウイングをつけるのかという勉強をしているのですが、同じフレーズでも、全然ちがうボウイングで弾いてあったりして、ここはどんな効果を狙ったんだろうなとか、想像するのがとても楽しかったです。この曲いつかやりたいです!!
先日のジュリアン・ラクリンもそうでしたが、やっぱり上手な人って身体がしなやかで、土台がしっかりしてますね。身体の使い方も、しみじみ観察しました。バイオリンもそうですし、ガンバと足が一体になってる感じが、はああ。と感動しました。
古楽の演奏会は、どれも楽しいですね。そして上野文化会館の小ホールが満席でした。すばらしい。ずっとこういう演奏会が満席で熱狂できる、平和で景気のいい日本でいてほしいです。
そうそう、この日はインスタのフォロワーさんとお世話になってる楽器屋さんと自分の教室生に会いました。あんな小さい空間で、知り合いが3人もいるなんて!来年2月に平崎さんの所属するコンチェルト・ケルンまた来日するそうです。楽しみ!!チケット売り出したら取らないと。アレグロミュージックの演奏会、完売しちゃうんですよね。
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