チェロ科って　どんなレッスン？〜千鶴子先生ブログ〜

2025年3月10日 / 最終更新日 : 2025年3月10日辻有里香

こんにちは。
ユリカミュージックスクール、チェロ科講師の長山千鶴子です。

細々とですが、チェロ科もあります。
①チェロ科ってどんな感じ？
②チェロを選ぶ人ってどんな感じ？
という事について書いてみたいと思います。

その前に、私から見たユリカミュージックスクールについて触れたいと思います。
先日、講師4人揃っての新年会があり、久しぶりに顔を合わせて、ユリカ先生の手料理に舌鼓を打ちながら色んな話をしました。改めて、魅力的な人たちだなと思いました。

私から観た　教室の先生たち

ユリカ先生

⭐︎校長のユリカ先生(ヴァイオリン科)はとにかくハートが熱い！
さすが、生徒の機微を見逃さず、やる気スイッチを刺激してタイミングを逃しません。「先生は君ができるって信じているよ！」なんて言われたら頑張れちゃいますよね。
その他、あらゆる雑務、企画、運営を同時に進めていて、私からみたら鉄人です。
講師たちにも働きやすいように気を配っているし、言う事もやる事も太っ腹な、頼りになるボスです。

続いて、
⭐︎ピアノ科の豊永先生は頭がキレる！
世の中の動きを冷静に見ていて、指摘がキレッキレでおもしろいです。
心がきれいだからこそ、ダークなものに反応もするし純粋なものにも反応しているのだと思います。だから豊永先生に褒められるとすごく嬉しいです。
レッスンもおもしろいだろうな…。

それから、
⭐︎ヴァイオリン科の釜野先生は謙虚な勉強家！
一番の若手というのもあるかもしれませんが、常に学びの姿勢で、益々腕を磨いています。パソコン関係もスマートに扱えて、バンバン新しいことにも取り組んでいます。
ユリカミュージックスクールの空気清浄機みたいな存在です。

①チェロ科ってどんな感じ？

ということで
①チェロ科ってどんな感じ？

チェロ科は現在、金、土、日に不定期でレッスンしています。
今は皆さん回数制で、ご自分のペースで私が出したレッスン枠を予約されています。
レッスンでは、音階、練習曲、曲を中心に、今必要な事をレッスンの中で進めています。
はい、真面目です。
私はしつこいかもしれません。
しかし、何かの原因でどこか痛くなったり、いい音が出なかったり、壁を越えられない場合は、基礎に立ち戻らなければならないことがあります。
行きつ戻りつ、自分のしたい表現ができると良いなぁ、と思っています。

余談ですが、
先日あるレッスン(小学5年女子)で、私が一節弾いたら、その子が渋い顔して、
「先生、なんで今日そんな音なの？ドラえもんの声みたい。」
と言いました。
私：「あ！ごめんごめん！分かった？すごいね〜！今日は雪が降りそうだから楽器持って来なかったんだ。置き楽器なんだ、ごめんね〜。」
という会話をしました。
楽器の音色の違いをちゃんと分かっていることが、ものすごく嬉しかったです。
耳が育つ重要なお手伝い、心して向かい合わねばと思いました。

②チェロを選ぶ人ってどんな感じ？

②チェロを選ぶ人ってどんな感じ？
チェロを選ぶきっかけで多いもの、特性をあげてみます。

・大人になってからチェロの良さ、魅力に気づいた！
・周りに楽器をやっている人がいる。
・ドラマ、映画、CMなどの映像を観た。
・個性的。
・おおらかな性格

因みに私は［大人になってから］以外は全て当てはまります。
(母がピアノの先生でして、ピアノを習っていた頃は間違えると飛んで来る母が嫌だった…（笑）、チェロなら分からない分野だから放っておいてくれた。
セロ弾きのゴーシュの映画を観た。)

家族がヴァイオリンをやっていたりすると、一緒に弾いて伴奏したくなったりします。
そう、チェロ弾きは合わせるのが大好きな人種です。
音楽の土台である低音が実は音楽の流れの鍵を握っています。どんなにメロディ楽器が美しく歌っていても、土台がグラグラしていたら台無しになるんです。「おいらがこの音楽の船の船長さ！」なんて事に気づいたら、もう大変ですよ、おもしろくて。緊張している場合じゃありません。

まあ、そんな楽器です。
長々と書いてしまいました。

ここまで読んでくれた「あなた」の忍耐力は、楽器を始めてもきっと大丈夫！