大人のソルフェージュ集中特訓リズム編レポート

 

祭日のイベントとして

11月は祭日が2日あっていいですね。東京だと季節もちょうどいいし。遊びに行きたくなります!が、教室では、祭日ならではのイベントを沢山やっています。

そのうちの一つがこの「大人のソルフェージュ集中特訓」です。大人は中学生以上ということにしました。電車の切符と同じ扱いで。笑)もう一つ、祭日を利用してやっているレッスンは、室内楽、古楽合奏団の練習会などがあります。みんなと学ぶと楽しいですし、一人ではできないことをやっています。

 

リズム編 内容

なにするんだろう?という方のために、ちょっとレポートさせていただきます。

 

まず、「リズムの基礎」を徹底的に目次から苦手項目を選択肢40分ほどぶっ続けでやりました。1クラス二人までとして、お互い普段のレッスンでやっていたり、ピアノも習っていたことがあり楽譜はある程度読めるよ。という人たちです。超入門者の方は、グループよりマンツーマンをおすすめしています。

それでも、やはり苦手なリズムというのはあるようで、クラスによってまた違う項目を選んでいたのも印象的でした。二人なので、自分ができなかったりつまずいたりしても、隣人ができていて、そこから学べたり、また逆の場合もあり。

あと、手を叩くとか、鉛筆でたたくとかいうやりかただと、つい叩く技術をもう一つ媒介してしまうので、リズムの場合はメトロノームはしっかり手で叩きつつも、リズム自体は「読む」のがいいなと思います。たーたたたたとかたんたあったたとか。そんな感じです。

あと面白かったのが、一人だとできるのに、二人でやると急ぎ始めたりとか・・・。合奏ができて当たり前の楽器をやっている者としては、この二人でリズム練習というのは、とても有効だなと思いました。

上下2段の課題もあるのですが、ソルフェージュ教材って「ピアノ科」出身の優秀な先生が作っていることが多く、上は右手で下を左手でという課題もあったりするのですが、そういう技は弦楽器はどちらかというと必要ないので、それを上はAさん、下はBさんのように分けてやってみたりしました。

だんだん脳みそも沸騰してきた頃に、ティータイム♡いつものレッスンにはないですけど・・。チョコレート食べたり、クッキー食べたりして脳みそに栄養を与えた後、後半はいよいよもっと実践的な楽譜に挑戦します。

弦楽器の人って、スコア観ながら自分のパート弾けると、とっても便利。二重奏なんて上下一緒に書いてあったりします。そのときに、相手パートも読めながら、自分も弾けるといいですよね。

ということで、上段は歌、下段はリズム練習という教材があり、それをみんなでやってみました。もちろん、それのアンサンブルバージョンも。リズムに集中すると歌がおろそかに〜とか言いながら、みんなでわいわいやってみました。

今度合奏でやる曲をみんなでリズム練習をして、読む方は終了です。

さて、読めるようになったら今度は書き取ってみましょう。ということで、2小節だけの短いリズム課題を弾いて、五線用紙に書き取ってみました。書くって大事ですね。さっきまで見て読んでたものでも、あれ?どうやって書いてたかな?って感じになりますが、書くとしっかりと定着した様に思います。

 

感想

実は、この企画初めてやったのですが、参加した皆様いかがでしたでしょうか?感想お待ちしています。

実は夫も参加したのですが、かなり好評でした。身内なのでなかなかいつも感想が辛辣なのですが、2時間というのはなかなかしんどいけど、毎回これくらいやらないと、思い出してるうちに終わっちゃうそうです。とにかく、ある一つの分野に集中してやるのがいいのと、最後に書き取りをやったのが良かったといっていました。あそこで、ああ!って感じでつながったそうです。最初に、書き取りあとでやるからねと言ってないのも良かったかもです。こう演奏するためには、どう書くとそうなるのかなという音と記載事項が一致する瞬間がきたってことなんでしょうね。

 

12月には音程編を企画しています。夫も参加するそうで、またいい評価をいただけるように、レッスン内容を詰めていきたい思います。

 

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