リズムトレーニングクラスでバイオリン弾きました

テキスト

 

 

今勉強中の講座は、カルテットと弦楽合奏とバロックバイオリンとリズムトレーニング。リズムトレーニングクラスは、ピアノランドの樹原涼子先生主催の講座で、本来はピアノの先生方の講座として始まった様ですが、私も混ぜていただいています。というのも、ノリにうるさい夫が私の演奏聴いて「ノリとか音大で教えてもらわないの?」と言うので。(笑)ノリとかグルーヴとか、音楽の生命線だと思うのですが、あまり意識して若い頃は勉強しなかったように思います。そういうのって、それこそ勉強するものじゃなくてセンスが有る人がやるんだろう的な感覚でした。どちらかと言えば、崩すのは同じテンポできちんと演奏できる人がやるもので、私のような若造はやっちゃいけないんじゃないかとさえ思っていました。

バロックバイオリンを始めた頃から「音楽が動く」「音が動く」ということに、ものすごく注意を向けさせられるようになりました。バロックは即興できて、装飾入れて、音楽がグルーヴしてなんぼの音楽なので、そういうことができないのがとても自分でも歯がゆく残念でした。ここで並みの先生だったら「性格が真面目だからしょうがないわね」という感じに落ち着くんですが(笑)バロックバイオリンの先生も、リズムトレーニングの先生も絶対にそういうアプローチをなさいません。それぞれの先生のやり方で、言葉を尽くしてレッスンしてくださって、なんとかここのところ「ノリ」らしきものができてきました。我が家のなんちゃって評論家の夫も「音楽が滑らかになってきた」と言ってくれるように。やった!

あまり具体的なレッスン内容を記事にするのは控えたいと思いますが、とあるリズムトレーニングレッスンで「私のバイオリンと伴奏を合わせる。」というレッスンがあり、先日バイオリン弾いてきました。アシスタントの先生が息子さんの孝之介先生で、ゲーム音楽の「俺の屍を越えて行け2」の音楽を担当して、プロデビューもしているバリバリ現役のミュージシャン。お手本として、私のバイオリンに伴奏してくださったんですが、まあ、かっこいいこと。ちゃんと基本のビートが崩れないであるんだけど、大きな波もあり。なんといっても自然なんですよ!あああ、これかあ!と思いました。

他のピアノの先生とも共演させていただき、トレーニングに通っているだけあって、とても合わせやすかったです。ピアノの伴奏をレッスンなさるというシーンをたくさん見せていただいて、自分の教室での伴奏合わせの時に、ピアニストにどういう風にお願いすれば生徒さんたちが弾きやすくなるのかということも、だんだんにですが見えてきました。勉強になりました。

いくつになっても、自分が進化していくのがとても面白いです。

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