夏休み特別企画オンラインレクチャー
◯ヴォルフガング少年のヨーロッパ旅行
1年半に渡って、大人の生徒さんたちが参加し続けた、オンラインレクチャーですが、特に大人向けと決めてたわけでもなかったのですが、結局一回も子どもの生徒は参加申し込みがありませんでした。レクチャーとかいうネーミングがいけなかったかな?とか色々と反省し、子ども向けと銘打って企画することにしました。
今回も阿部千春先生にお願いいたしました。そして、今回はリュート奏者の蓮見岳人さんも共演をしてくださいました。良い会をありがとうございました。
音楽史とか楽器の構造とかぼんやりと進めていくよりは、みんなが知ってる作曲家に焦点をあてて、そこから広げていくとどうかというご提案をいただき、先生に「ヴィルフガング少年のヨーロッパ旅行」というタイトルで、60分のレクチャーをお願いしました。またしても大サービスで60分と言いながら、かなり質問にも答えていただいて、90分以上お願いしてしまいました。
ドイツのお塩の話とかチョコレートの話、楽しい話がいっぱいでてきました。有料セミナーなので、詳細はひかえますが、大人もたくさん参加してくださり、大人も子どもも楽しめる、中身の濃いレクチャーでした。
◯演奏動画もありました
今回は、なんと言っても、先生方に演奏をお願いできたのがとても良かったです。小さい子どもも参加していたので、お話の内容がわからなくても、音があればきっと心にひっかかってくれるのではと思いました。
先生方が、動物の鳴き声が音楽になっている楽曲を演奏してくださり、みんなで鑑賞しました。動画の編集もしてあって、準備にたくさんお時間がかかったのではと思います。
うちのにゃん太が「猫」の鳴き声=先生のヴァイオリンに反応していたので、抱っこして画面上に登場させました。「岩合光昭のねこ歩き」@NHKにも反応しないのに、すごい「どこに猫がいるんだ?」みたいな顔して聴いていました。かわゆす。
なんと、先生のチェンバロ演奏もあり、先生にチェンバロ習おうかしら!と思うくらいお上手でした。
リュートという楽器に、子どもたちもお母様たちも興味津々で、何種類も見せていただきました。レクチャー中、チャットで感想とかどんどん書き込まれていくのですが、「わあ、折れてるのかと思った」とか、「私の身長より長い」とか、皆さんの驚きが書き込まれていました。
リアルタイムで一緒に勉強するのは、こういう驚きを共有できるのも楽しいですね。
そして最後は子どもたちの質問タイムです!鋭い質問がたくさんあって、とても感激しました。何か1つ必ず質問することという宿題を出していたので、質問の原稿を書いている子もいたりして、まじめに取り組んでくれました。何か質問をするという前提で話を聴くと、とても話を真剣に聞きますよね。特に疑問がなければそれで良いのですが、最後にコメントを求められているというのは、とても大事だなと思いました。
モーツァルトにはお友達はいたのですか?とか、ヴィヴラートは今の楽器とちがいますか?とか、バロックバイオリンの難しさはなんですか?とか、楽器はドイツに何種類くらいありますか?とか、ドイツではどうやって音楽を習っていますか?とか、動物が好きだったって初めて知ったなどなど・・・。
先生がばっさばっさと的確に答えてくださいました。
大人も子どもも総勢18家族が参加しました。こういう企画が成立すること自体がすごく誇らしいです。音楽に全然興味のない子ばっかりだったらどうしようと内心どきどきでした。
こんないい企画を立ててるのに、参加者がいないとかありえないだろうくらいの、自信企画だったのですが、たくさんの参加があり、知的好奇心がある生徒たちに囲まれていることがわかり、本当に嬉しいです。
教科を超えた学びって、面白いですよね。こうやって小さい頃勉強したら、他の教科にもきっと興味がわいただろうな。まだまだ、ここから掘り下げていくことは可能なので、みなさん、どんどん掘り下げて勉強してみてね。と言っても、みんな学校が始まると忙しいね。
さて、夏休み中の行事がこれで全部終了です。明日から通常レッスン。あっという間の夏休みでしたが、普段のレッスン以外の学びを提供できたのではと思っています。また来年もこんな感じの夏休み企画を考えて、毎年、有意義な教室夏休みにしていきたいと思います。
阿部先生、蓮見先生、ありがとうございました。
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