春の弦楽ワークショップ準備中

◯新しい季節がやってきました
生徒の皆様、進級、進学おめでとうございます。また一つ大人になっていくんですね。
一番上の甥っ子も、今年で大学最終学年だそうで、光陰矢の如しです。ベビーカーに乗せて、姉と私と3人でお散歩してたのが、昨日のことのようです。自分で日本中出かけていっては、どこに就職するか考えているみたいで、父が生きてたら、孫の成長に目を細めて、きっといろんなところで自慢してただろうと思うと(そんな自慢できることないんですけどね)、長生きしてくれればよかったのにと思います。
人生って、長いようで本当に短いですね。まだまだやりたいことだらけで、200年くらい生きたいです。
姉はついに退職し、毎日ピアノを練習しているそうです。受験のときに休日には8時間くらい練習してた頃は、辛かったピアノの練習も、今は本当に幸せな時間だそうで、ああ、この曲弾けるだろうなと思って弾くと、全然弾けなくて、そのへんのエチュードを引っ張り出しては、一から基礎練をして、また好きな曲を弾いて・・・。図書館に行っては、オペラの背景を勉強したりして、ああ知らないことだらけだと思って楽しんでいるそうです。
いいですね。こんな引退生活。絶対生涯現役と思っていましたが、こんな暮らしもしてみたいなと思ったり・・・。引退しないけど。笑)
そしてもうかなりいろんな記憶力が落ちてしまっている母が、姉のピアノの音を聴いて、すっごく喜んでいるそうです。子どもたちが小さかった頃のことを思い出すそう。音楽の力って、すごいですね。一瞬にして若かった、子育てに必死だった記憶が、音とともに幸せに思い出されるんでしょうね。
父が買ってくれたヤマハのグランドピアノが、家族みんなを幸せにしてくれていて、いいお金の使い方しただろうって、あの世で父がドヤ顔して喜んでいると思います。
あたりまえだけど、音楽って、練習してる人も、練習を聞いてる家族も幸せにしてるんだなと思うと、自分の仕事にも意味がある気がして、とても誇らしかったです。
◯ワークショップ準備中
さて、私なんとこの春休みに2週間のレッスンの休講をさせていただき、アジア旅行へ行っておりました。夏休みに2週間休講はよくあるのですが、春は初めてで、秋にも修学旅行下見で、ヨーロッパに行く予定です。ご迷惑おかけします。
私が居ない間に、みんなフォームもくずれさって、練習もさぼりまくってたらどうしようと思っていましたが、なんと、みんなやるべきことをやってくれていました。お家の練習、ありがとうございます!保護者の皆様に感謝です。大人の生徒さんたちも、がんばってくれてて、ありがとうございます!
会場との打ち合わせや、プルト表の作成など、大事なことはやっていったので、今は最終準備中です。
合奏の曲は、自分が絶対に独奏の曲としては選ばないような曲に乗せられたり、ちょっと難しい譜読みに挑戦させられたり。
私が一方的に選曲することが多いので、この曲は嫌だ!と、私は文句言われたりしながらも(笑)、みんな練習しています。
いつも自分がちょっと努力すれば弾けそうな曲しか弾きたくないとか、アレルギー的に暗い曲は嫌いだから弾きたくないとか、人間だから絶対に出会わないだろう曲ってあると思うのですが、いつもいつも同じ自分だと、人間って衰退するだけだと思っているので、文句言われても、合奏のときには色んな曲を弾かせようと思っています。
そういうわけで、ニールセンのこと、みんな好きじゃないと思いますが、きっと弾いてるうちに良さがわかってくると思うので、ぜひ文句言いながらがんばってください。合奏のレッスンこそが、限界突破するいいチャンスです。
受験勉強って、意味があるかなと思うけど、それをやることで、自分にこんなに頑張る力があったんだ!と知るチャンスでもあるじゃないですか?合奏練習って、そんな一面もあるんじゃないかと思っています。まあ、何より人と合わせるのは楽しいですし。でも、あまりにも弾けないところが多いと楽しくないし。楽しいと思えるくらいは練習しましょう。
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