あんさんぶるえこー発表会2019(3)

 

 

これまでの歩み

昔を振り返るのは、あんまり好きじゃないのですが笑) 資料の整理もしないとと思っていたので、これまでのプログラムを全部まとめてみたいと思います。

 

2005年4月10日  日本大学カザルスホールにて

 プログラム

1.バイオリンランドより 「きいてきいて」「よるのうた」「ナバホのダンス」

「2本指のマーチ」「2本指のワルツ」組曲「風のうた」

「ニコニコ2の指」組曲「ニコニコランド」

2.くるみ割り人形より「トレパック」          チャイコフスキー作曲

3.アダムスファミリー                  v.ミジー作曲

4.カルメン組曲                    ビゼー作曲

5.弦楽セレナード ハ長調 作品48より 第4楽章    チャイコフスキー作曲

6.アイネ・クライネ・ナハトムジーク作曲

セレナード第13番ト長調 k.525            モーツァルト作曲

7.ブルックグリーン組曲                ホルスト作曲

約14年前 私30代後半の頃です。それまでも、発表会の最後にみんなでちょっととかやってたのですが、合奏だけ集中して発表するという形で72人ほど参加。かなり保護者の方にも出演していただきました。トライアングルなどの小さな打楽器やピアノや、あとおばあちゃんがヴァイオリンやってるからと引っ張り出したり。このときに、うちのピアノ科講師 豊永先生もバイオリン弾いてます!

まだまだ生徒のことがよく分かってないですね。かなり難しい曲を並べて無理させている感じです。反省反省。あと上級クラスの生徒さんが楽しんでくれるには、難しい有名な曲を取り入れないとという思い込みがかなりある時期です。まだ、指揮者がいなくて、私がコンミスをやって合図を出して、合わせていました。

2008年3月30日(日) 日本大学ガザルスホールにて

プログラム

1.バイオリンランドより「サイレントナイト」「キラキラ星のカノン」「さくらさくら」

2.「ファーマージョニー ハド ア ドッグ」    イギリス民謡

「猫とバイオリン」               マザーグース

休憩

3.ディズニーファンタジア            ジェームズ・カーナウ 編曲

4.弦楽とオルガンのためのアダージョ ト短調   アルビノーニ作曲

休憩

5.ディヴェルティメント ニ長調 k.136     モーツァルト作曲

6.弦楽のためのセレナーデ ホ短調 op.20    エルガー作曲

今もそうですが、こういうことをしたら生徒が喜ぶかな?とか、そういうことを妄想するのが若い頃から激しく、なんとこの回はオルガンをお借りしました。カザルスホールのオルガンと共演しているんですよ!すごくないですか?67名ほどの参加。

小さい生徒さんも、是非こんな良いホールで弾けることないですよってお誘いし、たくさん出演させました。合奏の練習なんて連れて行くのが面倒とか、断られたりして・・。いやいや、そんなことでめげててはやっていけないんですよ。みんなが賛同してくれるわけじゃないというのも、この頃思い知りました。

この頃もちろん指揮者の先生を探しました。ずっと同じ先生に今でもお願いしています。

 

2011年4月10日(日) 杉並公会堂大ホール

プログラム

1. キラキラ星のカノン      フランス民謡 樹原涼子編曲

2. 喜びの朝           樹原涼子作曲

3. 動物の謝肉祭「ライオンの行進」「白鳥」  サン・サーンス作曲 Dobretsbergar編曲

4.ウイリアム・テル序曲           ロッシーニ作曲  Dackow編曲

休憩

5.ミッション:インポッシブル        シフリン作曲 Borgo編曲

6.弦楽セレナーデ 第2楽章 第4楽章    チャイコフスキー作曲

休憩

7.ピアノ協奏曲 第5番ヘ短調        バッハ作曲 カデンツァ佐藤誠一作曲

8.カプリオール組曲             ウォーロック作曲

この時期は、かなり合奏をやる教室というのが定着しつつあり、合奏がやりたいので入会ということも多くなりました。ブログってありがたいですね。58名の参加。予算の立て方もだいぶ経験ができてきました。無理やり出たくない生徒さんを勧誘する必要もなくなりました。

このときの目玉は「鍵盤コンチェルト」です。いつも伴奏してくださる堤雅那子先生は、なんと小さいお子さんが産まれたばかり。懇親会で「子持ちの私によく仕事をくださるな。すごい勇気」と私のことをおっしゃっていて、「こんな幸せな日をくださって、音楽やっててよかったって思いました」って感動で涙ぐまれていたのでが、なんとも今でも思い出されます。全楽章やったんですよ。楽しかった!本当に楽しかった。大好きな曲でしたし。

このときにもミッションをやってます。あのときは、入会したばかりで、先輩たちが弾くのを観てただけという生徒ちゃんが、今回はコンミスをやりました。

2013年8月11日(日) 杉並公会堂 大ホールにて

プログラム

1. バイオリンランド1巻より『きいてきいて』『ナバホのダンス』
安倍慶子 作曲/樹原涼子 編曲

2. バイオリンランド2巻より 組曲「ニコニコランド」
安倍慶子 作曲/樹原涼子 編曲
お話「ニコニコランド」創作 米木眞由美

3. 6つのやさしい小品 作品22より A, D, F   エルガー作曲

4. 天国と地獄  オッフェンバック作曲/サンドラ・ダッコウ編曲

5. ディベルティメントより ロンド   ハイドン作曲/デビッド・ストーン編曲

6. ウエストサイドストーリー   バーンスタイン作曲/ジョン・モス編曲

休  憩

7. 調和の霊感 第10番 ロ短調 4本のバイオリンのための協奏曲
ヴィヴァルディ作曲

8. ウィントン組曲   カース作曲

この頃から、生徒たちの身の丈にあった、芸術的にもすばらしい曲を探して回ることを始め、やっと曲が集まり始めました。58名の参加。エルガーの6つのやさしい小品は本当に素敵な曲でした。これはまたいつか取り上げたいです。

意外とヴィヴァルディーを発表会で演奏したことがなく、初めて発表しました。ワークショップでは、バイオリンコンチェルトや四季を勉強したりはしていました。

ウエストサイドの編曲もすごく素晴らしく、ジャンルを超えて、素晴らしい曲を取り上げるという今のスタイルが確立していったように思います。

 

 

2016年 8月28日(日)杉並公会堂大ホールにて

プログラム

1.  「軽騎兵序曲」より抜粋         フランツ・フォン・スッペ作曲

                          マール・アイザック編曲

2.  「ママのために弾きましょう」より 

     1  Cavatine      Petit Marche      Air Obstine

                                                    アレクサンドル・タンスマン作曲

                            菊地 俊一編曲

3.  「ボレロ」弦楽合奏版            モーリス・ラベル作曲

                         テッド・リケッツ編曲

休  憩

4.   合奏協奏曲 作品6-8「クリスマスコンチェルト」

                    アルカンジェロ・コレッリ作曲

5.  「シャコンヌ」弦楽合奏版         ヨハン・パッヘルベル作曲  

                ロバート・ミューラー・ハートマン編曲    

6. 「弦楽のための組曲」     

      

       1   A-Roving

       2   I have a bonnet  trimmed with blue

       3   O  waly  waly

       4   Dashing  away

                        ジョン・ラター作曲

こちらが前回のプログラムですね。このときの選曲素晴らしいですね。自分で自分を褒めたい感じです。笑)65名参加。このときは多いんですね。第一回のときにバイオリンランドクラスだった生徒ちゃんたちが、大学生になって参加してくれました。なんとこの時代レッスンに付添でいらしてたお母様たちが、今はご自分がバイオリン始めて第6回で出演されています。

 

今はこんな教室

このあと、子どもが優勢だった教室から大人の方が人数の割合が多い教室になりました。ご両親とも働いているご家庭も多く、なかなか習い事にヴァイオリンを選択することが減ってきたことや、私のレッスン時間にも限度があること、それに大人の生徒を本気でレッスンする教室が少ないので、大人の方がより自分にあった教室を求めて移動されることなど、色々と状況が重なって今の教室の姿になっています。特に子どもの入会を断っているわけではありません。子どもさんも大募集しています。

今まで本当に生徒に恵まれてきました。懇親会も40名近い生徒さんや先生方が、二次会にも15名残ってくれました。

音楽ってある意味すごく残酷で、その人の演奏を聴いただけで上手なのかそうでないのかバレてしまいます。競争しようと思えばとことんできるし、競争に慣れていないと、自分なんて楽器を弾く意味なんてないんじゃないかと落ち込むことも多いと思います。できるできないという視点だけで音楽をするとすごく苦しいし、つまらない。

でも、そこに目を向けるんじゃなくて、もっと高いところを見てほしいんです。いい音楽に達するにはどうしたらいいんだろう?こういう演奏にたどり着くには何が足りないんだろう。チェロの先生が懇親会で、「ユリカ先生は音楽に妥協しない」と練習を振り返ってコメントしてましたが、まさにそういう姿勢で音楽を続けてほしいなと思って、常日頃接しています。(もし、回りからそう見えてたのなら、すごく嬉しいです。)

なので、生徒同士いがみあうこともないし、トップになれなかったとか落ち込む生徒もいないし、逆に狙いにいって、私にごまする生徒もいません。笑)

「色んなオケに所属してきたけど、この団体は本当に明るいですね。お母さんたちもみんな仲がいいし。」と言ってくれた生徒さんがいらして、とても嬉しかったです。他のオケはもっと暗いんですって!笑)トップが誰になったとか、そんなことで揉めたりするそうです。

また弦楽合奏の発表会は3年後になります。今入会したら3年後、確実に参加できますよ。お問い合わせ是非お待ちしています。体験レッスンはメールにて承っております。楽器経験、楽器をお持ちかどうか、希望の日時をいくつか上げていただけますと、日程調整いたします。小さいすぎるかな?と思われる生徒さんには、「ミュージックマインド・ゲーム」というシステムで、ヴァイオリンに本格的に入る前のレッスンを、ソルフェージュ担当の豊永講師が担当します。お気軽にご相談ください。

さて、次回は室内楽の発表会です。夏休み中に、企画を発表できるようにがんばりますね!

 

 

 

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体験レッスン受付中。10月より土曜日が空きます。

以下のメールアドレスへ、大体のご希望日をお送りください。

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メール:yurikaviolin☆kvj.biglobe.ne.jp  ☆は@に変えてください

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